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西本 新Arata Nishimoto

西本 新

氏名 西本 新
ふりがな にしもと あらた
職名 教授
学位 博士(生命科学)
専門分野
  • 腫瘍生物学
  • 医学教育学
略歴
  • 鳥取大学医学部生命科学科 卒業
  • 鳥取大学大学院医学系研究科 生命科学系専攻博士後期課程 修了
  • 鳥取大学医学部生命科学科 ゲノム医工学講座 助手
  • テキサス大学M.D.アンダーソン癌センター 実験治療学部門 ポスドク
  • 北海道大学遺伝子病制御研究所 病因研究部門癌関連遺伝子分野 非常勤研究員
  • 北海道大学大学院医学研究科 細胞薬理学講座 助教
  • 山口大学大学院医学系研究科 器官病態外科学講座 助教
  • 山口大学大学院医学系研究科 医学教育学講座 助教
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研究シーズ 詳細はこちらから 
SDGsの取組み icn_sdgs_goals_03.jpg icn_sdgs_goals_09.jpg

西本 新

主な研究課題

大腸癌、膵臓癌に対して顕著な抗腫瘍効果を示す抗癌剤・
阻害剤の組合せの探究およびそのメカニズムの解明

現在、大腸癌、膵臓癌に対する標準的な第一選択化学療法として、5-フルオロウラシル(5-FU)や
ゲムシタビンを基盤とした化学療法が広く行われている。しかしながら、これらの化学療法に耐性を
示す癌細胞の出現が認められる場合があり、抗癌剤抵抗性を克服する新規治療法の開発が求められている。
これまでに我々は、大腸癌細胞において、癌遺伝子c-MYCが5-FUを細胞外に排出するポンプとして
機能するABCB5の発現を正に制御しており、c-MYC阻害剤と5-FUを併用することで、5-FUによる抗腫瘍効果が増強することを明らかにし、さらに、膵臓癌細胞において、抗癌剤抵抗性をもたらす原因とされている膵臓癌幹細胞のマーカーの一つであるDclk1を阻害することで、ゲムシタビンによる抗腫瘍効果が増強することを明らかにしてきた。c-MYC阻害剤やDclk1阻害剤を併用することで、5-FUやゲムシタビンの抗腫瘍効果の増強が認められたが、癌細胞の全滅には至らず、抗癌剤抵抗性を示す癌細胞の残存が認められた。
本研究では、より顕著な抗腫瘍効果を示す抗癌剤・阻害剤の組合せを網羅的なスクリーニングにより見出し、そのメカニズムの解明を行い、大腸癌、膵臓癌に対する効果的な新規治療法の開発を目指す。

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主な著書・論文

主な国際・国内活動

お問合せ:
〒756-0884 山口県山陽小野田市大学通1-1-1

TEL0836-88-3500