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下関西高等学校理数科1年生が来学

投稿日:2016/11/11 レポート

下関西高等学校理数科1年生が来学

 平成28年11月10日(木)、山口県立下関西高等学校理数科1年生39人が来学し、体験学習に参加しました。この体験学習は、先端技術の研究・開発が行われている大学を訪問し、その一端に触れることで、科学分野に対する興味関心を高め、今後の進路選択においてより広い視野で考えることを目的に実施するものです。

 始めに生徒たちへ、本学の森田学長から「君たちの未来は開けています。高校生のうちに友人と色々語り合い、自分自身を磨いてください。」と挨拶がありました。

 その後、生徒たちは工学部応用化学科・岩館准教授から「生命の不思議」をテーマに主に遺伝子について講義を受講しました。生命科学は化学や生物学、物理学、数学の知識が必要であり、加えて情報科学の知識も重要であることを始めに説明されました。「ヒトのDNAの情報量(塩基配列)は文庫本で何冊分になるでしょう。」という岩館先生からの質問に、生徒たちからは様々な予想が出ました。正解は「約2万2千冊」だと知らされ、教室からは驚きの声が上がっていました。そして、この文庫本約2万2千冊分の情報量の重さは、わずか3.3pg(ピコグラム)という、非常に少ない重さであることにもまた驚きの声が上がっていました。

 また、遺伝子を発見したら好きな名前を付けて良いということも説明されました。面白い名前の遺伝子の紹介では、「OTOKOGI(男気)」や「BOZOZOK(暴走族?)」という名前に生徒たちからは笑いが起こっていました。

 講義の後は岩館研究室を見学し、細胞を培養する部屋や細胞の状態や数を自動でカウントする機械等日頃は目にすることのない生命科学の装置や機材についての説明を受けました。どの生徒も非常に熱心に講義を聞き、休憩時間にも岩館先生に積極的に質問をしていました。

 

 今回の体験学習が、今後の高等学校における学習の一助になれば幸いです。

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