投稿日:2016/11/14 レポート
平成28年11月14日(月)山陽小野田市立本山小学校6年生34名が「ほんものの科学体験講座」を8つの班に分かれて受講しました。工学部応用化学科・北條信教授からドライアイス(二酸化炭素)の性質について説明を受けながら、実際に児童たちが科学実験を行いました。
液体窒素を実際に見て、二重にした容器の外から触れた児童たちは「冷たい!」と、その温度の低さに驚いていました。固体のドライアイスが気体に変わる時、体積が750倍に増えることを利用した実験「びっくり箱」では、各班から「ポン!!」と容器のふたがはじけ飛ぶ音と同時に、児童たちの歓声を聞くことができました。この実験から、ドライアイスが固体から気体に変わる時にはとても大きな力が発生するということについて北條教授から話があり、児童たちは真剣な表情で聞いていました。
他にも「ドライアイスビール」等、珍しい実験を行い、児童たちは、生き生きとした表情で実験に臨んでいました。
最後に北條教授から「理科とは、実際に起こる現象を確かめることであり、様々なことを実験・体験することです。皆さんが理科に興味を持ってくれると大変嬉しいです。」と話がありました。本日の体験が児童たちの理科への興味につながると幸いです。