投稿日:2016/11/17 レポート
平成28年11月11日(金)、山口県立山口中央高等学校の理系クラス2年生28名が本学の化学と物理学の出前講義を受講しました。
化学の講義では、工学部応用化学科・井口眞教授が「物質の不思議な世界~物質を学び、環境に役立てる~」をテーマに講義を行いました。
元素の周期表の話から始まり、多くの物質が日々作られていることの説明の後、電気の流れる有機物質について、その性質が分子の形と密接に関係し、有機ELのテレビや照明などに応用されはじめていることの解説があり、生徒たちはノートを取りながら、熱心に耳を傾けていました。
物理学の講義では、共通教育センター・金田和博教授が「技術の進歩と物理学」をテーマに講義を行いました。固体の特徴やシリコンを中心とした半導体技術についての話があり、「世の中は分からないことばかりであり、技術者・研究者としてやるべきことはまだたくさんあります。今後の更なる技術の発展のためには、若者の活躍が必要不可欠です。」と強く訴え、生徒たちは、うなずきながら真剣に話を聞いていました。
今回の講義を通じて、一人でも多くの生徒が本学の学びに興味を持ち、今後の進路選択の一助となることを願います。