投稿日：2017/10/30 レポート
平成29年10月25日（水）、やまぐち総合教育支援センター主催の平成29年度高等学校・特別支援学校「深い学びにつなげる理科（物理）研修講座」を本学で開催し、県内の高校教員16名が参加しました。
これは、理科を担当する教員としての専門性の向上を図るため、生徒が自ら気付いて学ぶことで深い学びを実現する観察、実験の工夫について研修することを目的としており、当日の講師として、工学部機械工学科の貴島孝雄教授が、講義と実習を担当しました。
「ものづくりを通じて深い学びを実現する～次世代を担う技術者を育てる現場から～」と題した講義・実習では、 「"ものづくり"は"こと（感性価値）づくり"」というキーワードのもと、マツダロードスター開発担当主査時代に培った、ものづくりのノウハウや、自身がファカルティ・アドバイザーを務める学生フォーミュラに参加することで得られる就業力について、写真や数字を用いながら解説をする形で進められ、参加者たちは熱心に聞き入っていました。また、大学の溶接設備を使用し、ブックエンドの製作も行いました。
研修を終えた参加者からは、 「実際に開発の第一線で活躍されていた方のお話を聞くことができ、大変参考になった」「溶接を体験したのは初めてで、とても貴重な体験だった」と感想が寄せられ、充実した研修講座となったようです。
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