○山陽小野田市立山口東京理科大学奨学金返還免除候補者選考規程

平成28年4月1日

規程第118号

(趣旨)

第1条 この規程は、独立行政法人日本学生支援機構(以下「機構」という。)から第一種奨学金の貸与を受けた山陽小野田市立山口東京理科大学(以下「本学」という。)の大学院(以下「大学院」という。)の学生(以下「学生」という。)が奨学金返還の免除申請を希望した場合における本学が機構に対し推薦する学生の選考に関し必要な事項について定めるものとする。

(資格)

第2条 大学院において第一種奨学金返還の免除申請を行うことができる者は、大学院の修士課程又は博士後期課程において機構の第一種奨学金の貸与を受けた者で、貸与期間が終了する者のうち、奨学金貸与中に特に優れた業績を挙げたものとする。

(申請及び手続)

第3条 奨学金の返還免除を希望する者は、所定の期日までに本学が定める申請書類を研究科長に提出するものとする。

2 研究科長は、提出された申請書類を受理したことを学長に報告する。学長は次条第1項に規定する山陽小野田市立山口東京理科大学機構奨学金返還免除申請学内選考審査委員会(以下「学内選考委員会」という。)に審査を付託し、候補者を選考する。

3 学長は、推薦候補者を決定し、推薦順位を付し、機構が定める所定の書類を添付して機構あてに推薦する。

(学内選考委員会)

第4条 第1条に規定する機構に対し推薦する学生を選考するために、学内選考委員会を置き、次に掲げる委員をもって組織する。

(1) 学長

(2) 研究科長

(3) 研究科幹事

(4) 学長が指名する者 若干人

2 学内選考委員会は、学長が招集し、その議長となる。ただし、学長に事故のあるときは、学長の指名した委員がその職務を代理する。

3 学内選考委員会は、学生の専攻分野に係る教育研究の特性等を配慮し、総合的に評価した上で、候補者を学長に報告する。

(評価の種類)

第5条 専攻分野に関する業績は、大学院における教育研究活動等及び専攻に関連した学外における教育研究活動等について、原則として次に掲げる項目に基づき、総合的に評価を行う。ただし、評価の項目及び方法は、学内選考委員会で審議し変更することができる。

(1) 学位論文その他の研究論文の評価

 研究科での当該論文の評価

 関連した研究内容の学会での発表及び学術雑誌への掲載又は表彰の評価

(2) 特定の課題についての研究成果の審査及び試験結果の研究科での評価

(3) 前2号に掲げる論文等のほか、専攻分野に関連した著書、データベースその他の著作物、設計作品等の社会的評価

(4) 特許、実用新案等の発明又は発見としての評価

(5) 授業科目の成績評価

(6) 研究又は教育に係る補助業務活動の実績評価

 リサーチアシスタントとしての実績評価

 ティーチングアシスタントとしての実績評価

(7) 教育研究活動の成果として、専攻分野に関連した国内外における発表会等での成績評価

(8) 教育研究活動の成果として、専攻分野に関連した国内外における主要な競技会等での成績評価

(9) 教育研究活動の成果として、専攻分野に関連したボランティア活動等の社会貢献活動の実績評価

(事務)

第6条 この規程に関する事務は、教務課において行う。

この規程は、平成28年4月1日から施行する。

山陽小野田市立山口東京理科大学奨学金返還免除候補者選考規程

平成28年4月1日 規程第118号

(平成28年4月1日施行)

体系情報
第2編 学/第9章
沿革情報
平成28年4月1日 規程第118号