4年に進級すると、研究室に配属され、「卒業研究」を履修することができます。この研究授業を履修するには、3年終了時に「卒業研究」履修要件を満たさなければなりません。
その要件とは、次の通りです。
「卒業研究」では、卒研テーマの意義を理解し、研究課題を解決して行くための実験計画を立て自立して卒業研究を進めなければなりません。卒業研究中に新しい問題の発見につながることや、また種々の問題に直面することも多々ありますので、これらのバリヤを乗り越えて総合力や応用力を身につけてゆきます。
卒業研究では、配属された研究室において、特定の専門テーマについて研究活動を行います。それまでに学んだ知識・技術を総合して課題に取り組み、学生が自主的に実験等を遂行し、データを解析・考察し、発表ができるようにまとめていきます。
2月下旬に行われる「卒業研究発表会」では、学生が研究の成果を発表し、発表内容に対して質疑応答が行われます。発表の成果は複数の教員により、卒業研究評価票を用いて評価されます。指導教員のアドバイスを受け、自分で地道に実験を行い、研究内容を十分に理解しておくことが大切です。また、聞き手に分かり易く発表する発表技術も大切で、時間的な余裕をもって発表に備えましょう。