研究室とスタッフ紹介

  • 自動車工学

    貴島研究室Kijima Laboratory

    名誉教授 貴島 孝雄元ロードスター開発担当主査

    貴島先生は、ご定年により卒業研究の指導はされていませんが、自動車工学や感性工学などの講義、そして自動車部の顧問を継続されています。現在でも、多くの機械工学科の学生とともに全日本学生フォーミュラ大会への挑戦を継続されています
    (令和4年8月現在)

    人の感性を重視したモノ創りの研究
    − 全日本学生フォーミュラ大会への挑戦 −

    人の感性とマシン(クルマ)の関係に注目し、クルマを操る楽しさを感性工学及び自動車工学的視点から研究します。全日本学生フォーミュラ大会に参画し、マ シンの構想、パッケージング、レイアウトから製作、評価の各段階で、操って楽しいフォーミュラマシンを追求し、同時に技術者としてモノ創りの楽しさを体得 します。

  • ものづくりロボット・人工知能

    永田研究室Nagata Laboratory

    教授 永田 寅臣工学博士

    職人のワザをロボットで再現
    企業の悩みをズバリ解決

    企業のニーズに応え、ロボットを自在に動かすためのソフトウェアを開発・研究。「曲面をなめらかに磨く」加工作業は、 微妙な力加減が必要なため、ロボットでは難しいとされてきました。永田研究室では、その熟練技術をロボットで再現することに成功。さらに高度なロボットを 開発していきます。

    工学
    助教 加藤 博久

  • 福祉ロボット・ドローン制御

    池田研究室Ikeda Laboratory

    准教授 池田 毅博士(工学)

    ハンディキャップを負った人が身の回りの物や
    電動車椅子を操作するための
    インターフェース開発

    台車や電動車椅子を用いて、安全で効率的な搬送作業や自律走行に関する研究を行っています。また、病気やケガで手足にハンディキャップを負った人が身の回りの物や電動車椅子を操作するためのインターフェースの開発を行い、ロボットやメカトロ技術の福祉分野への応用にも取り組んでいます。

  • 設計工学、公差設計

    大塚研究室Otsuka Laboratory

    准教授 大塚 章正博士(工学)

    製品の品質と製造コストを高度に管理する
    設計法の研究

    製品はその性能のばらつきが小さければ顧客に安心感を与え、高品質であると認識されます。しかし、高品質な製品は必然的に価格が高くなります。そこで、顧客の要求に合わせたコストと品質の管理、すなわち公差設計が鍵となります。本研究室では、この設計に関連した研究に取り組んでいます。

  • 材料工学・機能性素材

    吉村研究室Yoshimura Laboratory

    教授 吉村 敏彦博士(工学)

    キャビテーションや
    プラズマエネルギーを利用した
    材料表面の不活性化や新材料の開発

    化学薬品を微量に含んだメカノケミカルキャビテーションを材料に噴射し、錆びない表面を作製する技術や、短時間に真空状態にすることが可能な表面を創製します。また、光触媒微粒子をメカノケミカルキャビテーションにより複合化し、従来困難であった可視光応答型の光触媒材料の開発を目指します。これらの研究は、地球環境問題への応用や宇宙での環境制御等への用途が期待されます。

  • 流体工学・エネルギー工学

    結城研究室Yuki Laboratory

    教授 結城 和久工学博士

    地球上に太陽をつくる核融合発電や
    新型地熱・水力発電の
    開発、環境に優しい冷却技術の開発

    本研究室では、地球上に太陽を作る国際プロジェクト(核融合炉)や新型の地熱発電・水力発電の開発に取り組んでいます。また近年、電気自動車や燃料電池車、さらに製鉄や発電所など、様々な産業分野において高温・高発熱機器の冷却が問題となっています。トータルのエネルギー消費削減に貢献する新しい冷却技術の開発にも取り組んでいます。

  • 機構開発・機構解析

    吉田研究室Yoshida Laboratory

    教授 吉田 和司博士(工学)

    機械装置にブレークスルーをもたらす
    機構要素の開発

    紙やシートなどの取扱装置をビークルとして、装置の小型化、簡素化、高付加価値化を実現する機構要素やシステムの開発に取り組んでいます。また、柔軟な媒体を取り扱う機構の本質的な信頼性確保に向けてベルトやフィルムなどの変形や挙動の解析も行っています。

    医工学
    助教 中道 友

  • 材料工学・金属加工

    千葉研究室Chiba Laboratory

    准教授 千葉 良一博士(工学)

    固体力学と材料科学に基づいた
    材料加工法の開発

    本研究室では,次々と生まれてくる新しい材料に適した加工法の開発や,輸送機器の燃費向上に寄与する軽量かつ高強度な材料を加工によって作り出すことに取り組んでいます.モノが周囲から加熱/冷却されたり,力が加わったりした場合にどのように変形するのか,実験とコンピュータシミュレーションによって詳しく調べ上げ,その知見を基に,日本の製造業を支える金属加工技術のレベルアップに貢献していきます。