11月30日（土）山陽小野田市内のナチュラルグリーンパークホテルにて「地域大学間連携シンポジウム『自律的な技術者養成に向けて』」が開催されました。

　このシンポジウムは文部科学省から採択されている「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」の中で、「産業界のニーズに対応した自律的な技術者養成プログラムの実施」に関して連携している岡山県立大学、岡山理科大学とともに毎年実施されている成果報告会で、本年度は山口東京理科大学が当番校として開催いたしました。

　当日、第一部では東京理科大学特命教授の　塚本　修　氏から「わが国の成長戦略と地域の活性化〜時代が求める産業人材とは〜」と題した基調講演の中で、今後の日本の成長戦略と地域の活性化策、ならびに時代が求める産業人材について、地域産業政策の旗振り役を担われてきたご経験からお話をいただきました。

　また、第二部では岡山県立大学、岡山理科大学、山口東京理科大学より各大学で取り組んでいる技術者育成プログラムに関する活動状況報告が行われました。

　そして、第三部では山口東京理科大学が「プロジェクト型教育ワーキンググループ」として取り組んでいる「自動車開発プロジェクト」、「電力システムプロジェクト」について、参加学生からの取組発表が行われました。

　産業界、行政、教育界からお越しいただいた約200名の参加者からは、活発な質疑応答が行われ、自律的な技術者養成に向けて、共通理解が得られる貴重な時間となりました。
今回のシンポジウムを通じていただいた貴重なご意見につきましては、本学のテーマである「地域産業界のキーパーソン育成」に今後も反映させていきます。