卒業生の声

後藤 瑞稀

卒業
工学部 機械工学科 2022年卒業
進学先
山口東京理科大学 大学院
出身
大分県

山口東京理科大学機械工学科を志望した理由を教えてください。

大学受験のときに工学部で中期の試験がある大学を検索した際に山口東京理科大学を知りました。特に基礎の学習に力を入れていることや、ピアサポートや学習サポートなど困ったときに聞くことができ、教えてくれる制度があること、少人数クラスでの学習に魅力を感じました。私は自分の学力に自信がなかったので、サポート制度の充実さが大学選択の理由の1つでした。また、実際にオープンキャンパスに参加して、先生や学生の距離感や研究室の雰囲気を体感した時にこの大学で勉強したいと考えるようになりました。

在学中、勉強以外で取り組んだこと、楽しかったことを教えてください。

アルバイトです。アルバイトでは、一社会人として働くために必要な能力を身に着けることができたと感じています。言葉遣いや観察力、主体性、計画性など自分に足りていなかった能力を周りから吸収し、教えてもらうことで成長することができました。また、後輩を育成する立場になったことで、より視野が広くなり、考えて行動する力が身に付きました。

卒業研究の内容について教えてください。

自律型の農作物自動収穫ロボットについて研究しています。今は、収穫する目標物をトマトとして、プログラムやハードウェアの設計、製作、改良を行っています。今後は、種類を問わず様々な形や大きさの農作物を傷つけたり、落下させたりすることなく確実に収穫できるロボットの実現化をしたいと考えています。

現在の仕事を選んだ理由と仕事のやりがいについて教えてください。

私は、高校生のころからロボットの設計開発に興味がありました。機械やロボットについて学習していくなかで、ソフトウェアとハードウェアはどちらも重要な部分であり、より専門的な知識や技術が必要だと感じました。学部での知識をもとにさらに機械やロボットについて深い知識と高度な技術を身に着けるため、大学院進学を決断しました。 研究では全て1から作っていくので、自分の思い通りに動くと達成感を感じます。また、目標を達成することで、挑戦することや向上心が芽生え、研究の楽しさを感じます。

機械工学科での学びが、現在の職場でどう役立っているか教えてください。

大学院での学習や研究は応用力が求められますが、基礎があるからそこ出来ることです。基礎知識が身に付いていないと、応用ができないので、1、2年生のときの基礎勉強は無駄ではなかったと感じることが多々あります。また、プレゼンや論文など、自分の研究についての資料作りや内容の組み立て方が重要になります。聞いている人を飽きさせない、見やすい資料の作り方は実験の発表など数少ない学部での経験が生きていると感じます。

山口東京理科大学に進学するか迷っている高校生に、アドバイスをお願いします。

山口東京理科大学は他の大学と比べると学科の数も人数も少ないですが、自分がやりたいことが実現できる場所だと思います。先生方と学生の距離が近いので、話しやすく、勉強しやすい環境になっていると感じます。また、サポート制度が充実しているので、安心して学校生活を送ることができると思います。ぜひ、山口東京理科大学に足を運んでみてください!