山口東京理科大学機械工学科を志望した理由を教えてください。

オープンキャンパス時に永田教授の研究室で行っていた様々なロボット制御・プログラムによるソフト開発などに興味を持ち、もっと機械工学について学びたいと考えたからです。

在学中、勉強以外で取り組んだこと、楽しかったことを教えてください。

ボランティア活動やサークル活動に取り組みました。 講義や実験などで共に学ぶ仲間と話し、多くの人の意見を聞いたり、答えを導いたりすることが楽しかったことです。

卒業研究の内容について教えてください。

機械制御を主とする研究室で『サポートベクターマシンを応用した不良品検出の基礎研究』という良品と不良品のチェックを行うソフトの開発に取り組みました。 この研究でプログラム言語の知識は、自動化機械のプログラム制御や簡単なソフトの作成などに役立てることが出来ます。研究の中では、自分の考えが間違っており正解を導き出すまでに何度もプログラムの変更を行う事に苦労しました。しかし、本で調べたり同じ研究室の仲間と話し合いながら、正解を導きだすことが楽しいことでもありました。

現在の仕事を選んだ理由と仕事のやりがいについて教えてください。

写真を見る事も撮る事も好きでカメラ自体にも興味があり、カメラを自分の手で作ってみたいと強く思い現在の仕事を選びました。 自分が関わったカメラが電気屋さんに並び精一杯取り組んだ新機能が紹介される事。 レビューを見て喜ぶことや悪かったとしても次の製品はもっと満足してもらえるものにして喜んで貰おうと思う事がやりがいに繋がっています。

機械工学科での学びが、現在の職場でどう役立っているか教えてください。

「図面の見方」や「CAD」の講義で物の構図を理解する知識や技術を学びました。その学びが新製品の図面の読み取りや3Dモデルでの検討による製品の品質向上活動に役立っています。

山口東京理科大学に進学するか迷っている高校生に、アドバイスをお願いします。

様々な分野で素晴らしい成績を残されている教授の方々が話しやすくいつも自分の成長のサポートをしてくださります。大学自体としても公立化・薬学部の新設など新たな挑戦を重ね様々な分野の人と高め合える環境が整っているのでぜひ一度大学の雰囲気を感じていただきたいです。