卒業生の声

佐藤 義晃

卒業
工学部 機械工学科 2018年卒業
勤務先
テルモ山口株式会社
出身
広島県

山口東京理科大学機械工学科を志望した理由を教えてください。

東京理科大学への特別編入制度等、様々な連携があり、将来の選択肢が豊富なこと、また全国の工学部の中で学費が安いところに魅力を感じ、志望しました。

在学中、勉強以外で取り組んだこと、楽しかったことを教えてください。

学生フォーミュラ活動に参加し、フォーミュラカーの製作を通してものづくりを学びました。納期に間に合せるため、日々夜遅くまで作業し辛い時期もありましたが、チームで完成させた車両が走行したときには、達成感や充実感を得ました。納期内にやり遂げる力を身に着け、目標を達成することのやりがいを体験することができ、この経験は現在の仕事への取り組み姿勢にもつながっていると感じています。

卒業研究の内容について教えてください。

熱交換機器の高効率化及び小型化により省エネルギー社会の貢献に繋がる研究をしていました。研究活動においてゼロから試行錯誤しながら実験装置を組み、成果を出せたときはやりがいを感じました。また自身の研究成果を国内・国際学会で発表することができ、また多くの様々な意見を取り入れることで研究内容をよりブラッシュアップすることができました。現在も先輩方や同僚から意見やアドバイスをもらうために、積極的にコミュニケーションをとるよう心掛けています。

現在の仕事を選んだ理由と仕事のやりがいについて教えてください。

機械工学の知識を生かして機械分野で人の助けとなるような仕事に就きたいと考えていました。テルモ山口は最先端の医療機器の製造工場であり、まだ新しい会社であるため他社では経験できない立上げに携われることに魅力を感じ入社しました。 私が所属しているTIS技術部では医療機器の製造工程の立上げを進めています。新規設備の導入やバリデーション活動(製造条件の設定)の経験ができ、やりがいのある仕事だと感じています。

機械工学科での学びが、現在の職場でどう役立っているか教えてください。

在学中に学んだ機械工学の専門知識はもちろん、医療機器のものづくりにおいては、電気、情報、化学など様々な専門外の知識も必要とされ、日々学ぶことが多いです。 ただ、ロジカルに物事を考えいくことの大切さや報告書やプレゼン資料の作成など、相手への伝え方やコミュニケーションの取り方は学生時代に研究室で培ったものも大きく、現在の業務にとても活かさせていると感じています。

山口東京理科大学に進学するか迷っている高校生に、アドバイスをお願いします。

本学は大学教員や研究室の先輩方に気軽に相談することができる環境です。私自身、勉強だけではなく将来のことについても多くのアドバイスをいただき、充実したキャンパスライフを送ることができたと感じています。先生方や先輩・後輩の距離が近いことが山口東京理科大学の魅力です。