卒業生の声

澁谷 絵美里

卒業
工学部 機械工学科 2019年卒業
勤務先
アオイ電子株式会社
出身
長崎県

山口東京理科大学機械工学科を志望した理由を教えてください。

受験する大学を探していた際、担任の先生に山口東京理科大学を紹介してもらった事が出会いのきっかけでした。この大学は他大学と比べて学部数が少なく、少人数を活かした様々なサポート制度があり、そこに惹かれ志望するようになりました。特に惹かれた制度がチューター制度です。各学科の学生はいくつかのクラスに振り分けられ、各クラスのチューターに履修する科目や学生生活の様々な相談ができ、在学中は大変お世話になりました。他にも、キャリア支援センターでは就職活動、ピアサポートでは先輩が勉強を含む学生生活全般の相談に乗ってくれます。学生時代を振り返って、サポート制度が充実したこの大学に来て良かったと感じています。

在学中、勉強以外で取り組んだこと、楽しかったことを教えてください。

私はバレーボール部に所属し、マネージャーをしていました。入学当初は、バレーボールサークルでしたが、中四国の大会出場のため部活動として皆で立ち上げました。大会に向けて仲間と練習に参加したり、車を借りて遠征や合宿行ったりと充実した学生生活を送ることができました。卒業した後も、大会の応援に行く等の交流があり、大切な仲間に出会えたと感じています。

卒業研究(もしくは修士の研究)の内容について教えてください。

スマートフォンを例に挙げると分かるように、近年、電子機器は高機能でありながらも小型化が進んでいます。それに伴い、発熱量も増加する問題を受け、私の所属していた研究室では、省スペースでも高効率な冷却が可能な沸騰による冷却についての研究行っていました。この方法が確立すると分野を超えて、日本の技術を支えるものになると思っています。そうなるには、データがたくさん必要なので苦労もありましたが、日々の発見がその第一歩になるかも知れないと思うととてもワクワクしました。

現在の仕事を選んだ理由と仕事のやりがいについて教えてください。

IC関係の企業で装置の設計ができる職場を探し、今の職場に内定をいただきました。現在は半導体製造装置の電装設計に携わる事ができています。 現在は、電気・電子回路や制御プログラムの設計を勉強しているところです。先輩社員に指導していただきながら、やっとの思いで装置が完成した時には、とてもやりがいを感じました。

機械工学科での学びが、現在の職場でどう役立っているか教えてください。

装置の設計・立ち上げという仕事に就いたので、機械工学科で学んだ事全般が役に立っています。特に、プログラミング演習では、ソフトを作成するまでの考え方の基礎を学びました。

山口東京理科大学に進学するか迷っている高校生に、アドバイスをお願いします。

機械工学と一口に言っても、流体や熱の研究、車やロボットの設計・制御等々、様々な分野が存在します。山口東京理科大学では、自分が進みたい分野で必要な知識と経験を得る事ができ、安心して勉強できる環境が整っていると思います。また、勉強以外にも部活動や学園祭などキャンパスライフを彩るイベントがありますので、是非、山口東京理科大学においで下さい!