ダイバーシティ推進室についてAbout the Office
ダイバーシティ推進室長からのご挨拶
山陽小野田市立山口東京理科大学は、所属する全ての構成員の性別、国籍や年齢などにとらわれることなく、多様な人材や価値観を積極的に取り入れ、教育研究活動の基盤の整備・充実を図ることを目的としています。
2020年に文部科学省による「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」に参画し、女性活躍推進委員会を設置し、女性がその個性と能力を十分に発揮できる社会を実現し、男女ともに教職員全員が活躍できる大学となることを目指し、女性活躍推進のための行動計画を策定し、取り組みを進めてきました。翌2021年にはダイバーシティ推進室と名称を変更し、ダイバーシティ推進本部を設置し、男女を問わず本学のすべての教職員の働きやすい環境を作るために様々な事業に取り組んでいます。具体的には、研究環境の整備、教職員のライフイベント支援や女性研究者の研究力向上に向けた支援、女性教職員の上位職への積極的登用、教員採用時への配慮、教職員へのダイバーシティ推進に関するアンケートの実施とその結果の諸施策への反映などがあげられます。ダイバーシティ推進を支えるための意識改革として、様々なゲストを招いて学生も参加できるダイバーシティ関連セミナーを毎年行い、大学全体としてダイバーシティ推進意識の醸成を目指しています。
今後も学生を含め山口東京理科大学のすべての構成員が安心して働き学ぶことができるように取り組んでまいります。
副学長・ダイバーシティ推進室長堤 千佳子
組織・体制
山陽小野田市立山口東京理科大学では、理事長をトップとしたダイバーシティ推進本部のもとにダイバーシティ推進室を設置し、女性研究者の支援、男女共同参画、ワークライフバランスをはじめとするダイバーシティの推進に取り組んでいます。
ダイバーシティ推進室の体制
ダイバーシティ推進室の組織
女性活躍推進計画
女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画
山陽小野田市立山口東京理科大学は、女性がその個性と能力を十分に発揮できる社会を実現し、男女ともに教職員全員が活躍できる大学となることを目指し、次のとおり女性活躍推進のための行動計画を策定し、取り組みを進めます。
1.計画期間
2021年4月1日から2025年3月31日まで
2.本学の課題
教育職員に占める女性の割合が低く、また、女性が管理職を目指したいと思える環境整備が十分ではない。男女ともに、仕事と生活の両立を図る組織的取組をより充実させる必要がある。
3.目標と取組内容・実施時期
【目標1】
教員の女性の割合を15%以上にする
- ワークライフバランス推進及び女性活躍推進について、トップから発信する。
- 男女共同参画セミナーを実施し、女性活躍や女性登用に関する意識を高め、女性が活躍しやすい職場風土の醸成を図る。
- 女性に限定した教員公募、女性を優先した教員公募を実施する。
- 育児や介護といったライフイベントと仕事との両立、業績評価や仕事環境、キャリアアップ等に関する教職員の意識調査を実施する。
- 学童保育・一時預かり保育を実施する。
【目標2】
女性の教授の割合を12%以上にする
- ワークライフバランス推進及び女性活躍推進について、トップから発信する。
- 男女共同参画セミナーを実施し、女性活躍や女性登用に関する意識を高め、女性が活躍しやすい職場風土の醸成を図る。
- 教育職員の昇任制度の見直し、昇任基準の明確化を図る。
- 教員を対象に、より高度な知識やスキルの習得とリーダーを目指す動機づけや意識を醸成するための研修等を実施する。
山陽小野田市立山口東京理科大学のダイバーシティ推進への取組
2023年度
- 「やまぐち子育て応援企業」および「やまぐちイクメン応援企業」に登録
- 女性研究者のキャリアアップ支援として「優秀な女性研究者への研究費支援」・「女性研究者が代表の共同研究費支援」および「海外論文投稿費・別刷費用補助」を実施
- 研究補助員制度を実施
2022年度
- 女性研究者のキャリアアップ支援として「特に優秀な女性研究者への研究費支援」・「AI研究デザインプロジェクト支援」・「女性研究者が代表の共同研究費支援」および「海外論文投稿費・別刷費用補助」を実施
- 研究補助員制度を実施
2021年度
- やまぐち健康経営企業として認定
- ワークライフバランスに関する教職員の意識調査を実施
- 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく一般事業主行動計画を策定
- ダイバーシティ推進本部及びダイバーシティ推進室を設置
2020年度
- 文部科学省「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」に参画
- 女性活躍推進担当副学長を設置
- 女性活躍推進委員会を設置
- 女性活躍推進計画を策定
- 障害者活躍推進計画を策定
2019年度
- 障がい学生支援コーディネーターを配置
- 特別休暇の適用範囲の拡大
2018年度
- やまぐち男女共同参画推進事業者として認証
- 学生リーダーズキャンプで聴覚障害の特性及び聴覚障害者のためのノートテイク勉強会を開催
2017年度
- 障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応要領を策定
- 学生のための健康セミナー「LGBTsの基礎知識」を開催
2016年度
- 市民のためのサイエンスカフェ「リケジョが語るサイエンスへのご招待」を開催
- 母性健康管理のための休暇が取得できる制度を改正