2025年7月～9月の成果報告です（研究室からの報告に基づくもの）。

掲載論文

• 牛島研究室（薬剤学・製剤学分野）

Ushijima K, Sanada Y, Otomo S, Ogaki K, Wakiya T, Okada N, Hirata Y, Onishi Y, Sakuma Y, Wada Y, Fujimura A, Mizuta K.:
Night-time chronotherapy with methylprednisolone prevents an acute rejection in pediatric patients with liver transplantation: a randomized clinical trial.
Clin Pharmacol Ther (doi: 10.1002/cpt.3640)「オープンアクセス誌」

鶴留優也:
糖尿病性合併症の起因となる物質透過性亢進機序は臓器ごとに異なる.
ファルマシア (doi.org/10.15583/jpchrom.2025.007)

• 小野田研究室（衛生化学分野）

Atsuto Onoda, Yuma Kitase, Jacques-Olivier Coq, Kazuto Ueda, Shinobu Shimizu, Masahiro Tsuji, Masahiro Hayakawa, Yoshiaki Sato:
Biomarkers for Early Detection and Monitoring of Abnormal Brain Development in Mild Fetal Growth Restriction.
iScience (doi.org/10.1016/j.isci.2025.113237) 「オープンアクセス誌」

 

学会発表

• 牛島研究室（薬剤学・製剤学分野）

牛島健太郎、眞田幸弘、大友慎也、大柿景子、脇屋太一、岡田憲樹、平田雄大、堀内俊男、大豆生田尚彦、高寺樹一朗、大西康晴、佐久間康成、水田耕一．
移植手術前に栄養制限を必要とする先天性代謝異常疾患は、小児生体肝移植後サイトメガロウイルス感染の危険因子である
第43回日本肝移植学会学術集会（2025年7月4日、山口）

山内荘摩、鶴留優也、伊藤貴仁、池田萌楓、出水庸介、堀口道子、牛島健太郎．
動物間種差に着目したスタチン系薬とアルブミンの結合性に関する解析
第19回次世代を担う若手のための医療薬科学シンポジウム（2025年9月6日、京都）

• 堀江研究室（生体防御学分野）

森永 真衣、足立 陽菜、川上 広宣、篠原 久明、嶋本 顕、清水 孝彦、道原 成和、千葉 殖幹、高橋 隆二、礒濱 洋一郎、堀江 一郎.
老化に伴い増加する骨髄由来免疫抑制細胞に対する人参養栄湯の抑制作用
第42回和漢医薬学会学術大会（2025年8月23日、広島）

• 川上研究室（生体防御学分野）

川上広宣、岡村康平、上松大佑、阿南ひかり、平野晴香、堀江一郎、篠原久明、片山 勉．
出芽酵母ORCのATPase制御に関わるssDNA結合の機能と構造
日本遺伝学会第97回大会（2025年9月10日、神戸）

岡村 康平、井山 浩気、上松 大佑、阿南 ひかり、平野 晴香、堀江 一郎、篠原 久明、川上 広宣．
出芽酵母ORCを構成する最大サブユニットOrc1におけるssDNA結合能
九州大学西風塾研究合宿2025 （2025年9月19日、大分）

服部 祐里香、島田 瞭大、岡﨑 夢歩、小畑 綾夏、堀江 一郎、篠原 久明、川上 広宣．
マルチコピーサプレッサー探索で見出した出芽酵母ORCの特異な遺伝学的相互作用
九州大学西風塾研究合宿2025 （2025年9月19日、大分）

• 西本研究室（基礎薬学分野）

西本　新．
ゲムシタビン処理後のDclk1阻害は細胞老化から回避した膵臓癌細胞の生存率を減少させる
第84回日本癌学会学術総会（2025年9月26日、金沢）

• 小野田研究室（衛生化学分野）

小野田 淳人 ．
ナノスケールの微小な粒子が脳に及ぼす影響：粒子誘導異常構造タンパク質への注目（招待講演）
第4回環境化学物質合同大会 (第33回環境化学討論会/第29回日本環境毒性学会) （2025年7月15日、山形）

小野田 淳人 ．
ナノ粒子の毒性研究における動物実験代替アプローチへの期待（招待講演）
日本組織培養学会 第97回大会（2025年8月21日、山陽小野田）

小野田 淳人 ．
若⼿研究者のための勉強会「外部資⾦申請書の書き⽅講座」
日本薬学会環境衛生部会 フォーラム2025（2025年9月10日、名古屋）

小野田 淳人 ．
金原賞受賞講演「ナノ粒子特有の毒性発現経路の解明：粒子表面相互作用によるタンパク質異常構造化と脳健康リスクの連関」
日本薬学会環境衛生部会 フォーラム2025（2025年9月11日、名古屋）

• 立花研究室（衛生化学分野）

上前 壮，梅澤 雅和，板野 凌大，江戸 陽和，松永 結斗，立花 研，武田 健，小野田 淳人 ．
ナノ粒子の胎児期曝露が脳血管周囲病変を誘導する機序：Long noncoding RNA への注目
フォーラム2025 衛生薬学・環境トキシコロジー（2025年9月9日、名古屋）

高野 皐，小野田 淳人，武田 健，立花 研 ．
ジノテフラン及びその代謝物の胎児への移行の検討
フォーラム2025 衛生薬学・環境トキシコロジー（2025年9月9日、名古屋）

田中 萌々香，小野田 淳人，武田 健，立花 研．
ナノ粒子曝露に伴う細胞外小胞内miRNA の変化がもたらす神経系細胞への影響
フォーラム2025 衛生薬学・環境トキシコロジー（2025年9月9日、名古屋）

種生 早央利，福島 聡，扇谷 斉彬，小野田 淳人，武田 健，立花 研．
実大気中の浮遊粒子状物質の性状および健康影響に関する解析
フォーラム2025 衛生薬学・環境トキシコロジー（2025年9月9日、名古屋）

田村 綾子，三ヶ尻 智美，小野田 淳人，武田 健，立花 研．
アセタミプリド及びその代謝物が神経幹細胞に及ぼす影響
フォーラム2025 衛生薬学・環境トキシコロジー（2025年9月9日、名古屋）