研究室・教員紹介

高頭研究室Takatoh Laboratory

電気光学デバイス・光学材料

高頭 孝毅教授

Takatoh, Kohki

博士(理学)

高頭 孝毅

液晶技術を使って電気信号や方向制御によって光をうまくコントロールする技術を開発

液晶に関する技術の多くは日本で開発されてきました。液晶ディスプレイの生産の多くは海外に移転しましたが、光をコントロールしなければならない用途は数多く存在します。液晶材料は光をうまくコントロールできる材料です。私の研究室では液晶を用いて電気信号によって光ファイバーなどの光をコントロールしたり、光の進行方向の違いによって光の透過率を変える技術等を研究開発しています。
研究は大きく「液晶デバイスの研究」と「液晶光学フィルムの研究」に分けられます。「液晶デバイスの研究」では光通信や自動車用途のデバイスの研究を行っています。これらは企業との共同研究で行っています。「液晶光学フィルムの研究」では方向によって透過率が変わる光学フィルムを開発しています。

例 液晶デバイスの開発

光通信や自動車用途のデバイスを企業との共同研究で行っています。

例 液晶光学フィルムの開発

光の進行方向によって透過率が変わる光学フィルムを開発しています。写真はこのフィルムをカメラに付けた場合と付けない場合のものです。フィルムを付けることで手元の書類が明るく見やすくなっている様子が分かります。

図 液晶光学フィルムをカメラのレンズに
付けない場合と付けた場合の写真