電気工学科森田教授の研究成果が日本経済新聞に掲載されました

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 2020年10月29日付の日本経済新聞電子版(全国版)(及び2020年10月30日付の日本経済新聞朝刊(中国版)に、電気工学科森田廣教授らの研究グループが共同研究先と開発した微生物発電システムが掲載されました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65624870Z21C20A0LC0000/
 森田教授は微生物燃料電池の電気出力特性に重要な役割を果たす微生物と有機物を無機多孔質体により集積して電池内に挿入することを考案し、2020年1月に特許出願、3月に学術発表を行いました。共同研究先で製造している多孔質材料を改良して使用することにより、発電能力を大幅に高めることに成功したのです。さらに、研究室の学生たちと微生物燃料電池の構成と多孔質材料の組成の改良により、実用化に一歩近づけたことが評価され、今回、新聞に掲載されたものです。
 本研究は、これまで電気の恩恵に預かれなかったような僻地や災害時にも利用価値が高く、エネルギー問題の解決へ寄与することが期待されます。

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