数理情報科学専攻の概要
専攻名称 | 工学研究科 数理情報科学専攻 修士課程 |
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設置時期 | 令和6年4月1日 |
学生数 | 入学定員15人/収容定員30人 |
修業年限 | 2年 |
学位 | 修士(工学) |
数理情報科学専攻の目的・養成する人材像
目的・養成する人材像
数理情報科学専攻は、数物学を基礎とし最先端技術へと繋がる情報科学を工学・薬学・医学と連携・融合させ、様々なデータを活用した新たな 産業へと繋がるデジタル社会をリードする人材を育成することを目的とします。
企業・産業のデジタル化推進に不可欠な要素であるデジタル人材育成については、大学や民間の取組が徐々に進んでいるものの、デジタル人材需要の高まりに追いついていない状態です。本大学院においては、AI・データサイエンス・数理・バイオ等の教育を強化し、①高度な専門知識を有し、物事の本質を捉え、自由かつ独創的な発想で情報科学的ニーズに基づく課題を解決できる能力、②横断的にものごとを俯瞰できる能力を有し、バックキャスティングにより社会課題への貢献できる思考力、③そして国際的かつ多様化する社会に対応できるコミュニケーション能力を有し、適応力を身に付けた、情報系分野の高度情報専門人材を養成します。
世界スタンダードに向けた取り組み
4+2(6)年一貫教育
4+2(6)年一貫教育 | 2年 | 大学院 修士課程 |
M2 | 数理システム科学 | 生命・医療 システム科学 |
情報システム科学 | 知能・認知科学 | ||
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M1 | |||||||||
4年 | 学部 | Major/Minor 3・4年 |
数物 計算技術 | 生命科学 | データサイエンス 情報解析 ソフトウェア |
自然言語処理 | |||
2年 | 数理科学 | 生物科学 | 情報科学 | 知識情報科学 | |||||
1年 | 基礎となる数学 |
数理情報科学専攻修士課程
4つの専門分野 | ||||
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数理システム科学 | 生命・医療システム科学 | 情報システム科学 | 知能・認知科学 | |
科目 |
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教養 |
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専門共通 |
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修了要件
修了要件は、数理情報科学専攻修士課程に2年以上在学し、専門科目は12単位以上、教養科目は2単位以上、研究科目16単位を含め、合計30単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、修士論文の審査及び最終試験に合格することとする。
ただし、在学期間に関しては、優れた研究業績を上げた者については、修士課程に1年以上在学すれば足りるものとする。
数理情報科学専攻修士課程修了に必要な単位数の下限を表に示す。
学位審査に必要な論文数(学術誌、プロシーディングを含む)は、学位申請者が筆頭著者で英語又は日本語の論文が1報以上とする。
必修 | 選択 | 計 | |
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専門科目 | ― | 12単位 | 12単位 |
教養科目 | ― | 2単位 | 2単位 |
研究科目 | 16単位 | ― | 16単位 |
合計 | 16単位 | 14単位 | 30単位 |
ディプロマ・ポリシー
- 1
専攻における高度な専門知識を有し、物事の本質を捉え、自由かつ独創的な発想で情報科学的ニーズに基づく課題を解決できる能力を身に付ける。
- 2
主・副専攻の修得により、横断的にものごとを俯瞰できる能力を有し、バックキャスティングにより社会課題の解決に貢献できる思考力を身に付ける。
- 3
国際的かつ多様化する社会に対応できるコミュニケーション能力を有し、論理的な思考能力、理解力、表現力、研究力と実践に優れた適応力を身に付ける。
カリキュラム・ポリシー
- 1
高度な専門性や実践的能力を身につけるために、専門性の高い講義科目および演習科目、修士論文または特定課題研究を設置する。
- 2
グローバル化した社会で実践的なデータサイエンティストとして幅広い視野を身につけるため、研究科共通科目を置くとともに、主専攻の他に副専攻を履修できる制度を設置する。
- 3
数理情報科学と工・薬・医学とを連携・融合させたアプローチによって、分野の垣根を超えたコミュニケーション能力を有するカリキュラムを設置する。
アドミッション・ポリシー
- 1
学士課程で修得した数学を基礎としたデータサイエンス、バイオインフォマティクス、人工知能などの数理情報科学分野の知識を応用した独創的な発想ができる人材。
- 2
修士課程において遂行する研究へ誠実に取り組み、協調性、倫理観を有し、様々な分野との共同研究や国際的コミュニケーション能力を有し、グローバルな視点からの学習や研究に意欲的な人材。
- 3
修士課程において修得する高度な知識と技能を実践的に社会課題へと繋げ、国内や海外、特に地域社会に貢献したいと考えている人材。
社会人学生に向けて
それぞれの能力と経験を生かして活躍できる社会の実現には、企業と大学の連携やリカレント教育等において人への惜しみない投資により、一人ひとりのスキルを不断にアップデートすることが重要であると考えます。
本大学院では、民間企業等から社会人学生を受け入れます。
社会人学生と現役大学院生との学問・研究活動を通した交流により、異なる視点や立場からの相乗効果や協働・協創による社会課題への新たなアプローチが生まれると考えています。