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宇部高等学校の生徒が本学でスーパーサイエンスハイスクール体験学習に参加

投稿日:2016/10/11 レポート

宇部高等学校の生徒が本学でスーパーサイエンスハイスクール体験学習に参加

 平成281011日(火)山口県立宇部高等学校の1,2年生の生徒12名が来学し、スーパーサイエンスハイスクール体験学習に参加しました。これは、宇部高等学校が文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール校に指定され、本学と連携して実施しているものです。

 

 まず、生徒たちは工学部応用化学科・岩館寛大准教授の実験「制限酵素のよるDNAの同定」を行いました。制限酵素は簡単に言うと、DNAを切るハサミのような物であるという説明を受けた後、制限酵素溶液でDNAを切る実験を行いました。日頃高校ではあまり実験を行うことがないという生徒たちは、身を乗り出して先生の手元を見つめたり、真剣な表情で制限酵素溶液をマイクロピペッターで量り取ったりしていました。結果が出るまでの間には、親子鑑定の仕方や染色体の構造等の話もあり、有意義な時間でした。最後にトランスイルミネターで結果を観察しました。実験が成功した生徒たちからは笑顔が見られました。

 

 次に、工学部応用化学科・井口眞教授から「元素と分子の話―水素から113番元素までー」を受講しました。2005年と現在の元素周期表を比較して、この11年で元素が4つ増えたことを説明した後、113番目の元素は日本で発見され、「ニホニウム(Nh)」という名前で検討中であることを生徒たちに話しました。来月には正式に決定すると思われることも併せて説明され、新鮮な話題に皆興味深々でした。現在調味料として有名な「味の素」ができるまでの話や、有機半導体の活用法の話もあり、モノの開発というのは、基礎研究がいかに大事かということを説明されました。大学での実験と講義は、生徒たちにとって忘れられない体験になったことと思います。

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