山陽小野田市立山口東京理科大学は、東京理科大学の姉妹校として「実力主義」の教育方針を受け継ぐとともに、教育・研究の分野で連携関係にあります。工学部で4年間学んだ後に、新たな分野で研究を深めることを希望する学生のために、東京理科大学大学院への「特別推薦入学制度」が用意されています。
特別推薦での受験者数及び合格者数 | ||
年度 | 受験者数 | 合格者数 |
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2005年度~2023年度 | 66 | 63 |
山口東京理科大学で分子生物学を学ぶ中で、がん細胞に興味を持ちました。卒業研究ではがん細胞の増殖抑制効果について研究していますが、がんの発生や悪性化における研究に取り組みたいと考え、東京理科大学の大学院へ進学を決めました。応用化学科では様々な実験を通して考察力はもちろん、研究報告会など人前で発表する機会が多いので面接でもこの経験が活かされました。また本学科は無機化学、有機化学、物理化学、生物学の基礎について学ぶことができ、工学系の視点から研究に取り組むことができるのは強みになります。医薬開発のための基礎的研究を深め、人の健康や生活の質向上を目的とした、新たながん治療の確立に貢献したいきたいです。
鈴木 大智 さん
工学部応用化学科から先進工学研究科へ