本社所在地による卒業生の地域別就職状況は、西日本に本社を置く企業への就職者が多く、実際の勤務地では多くの卒業生が、山口・広島・福岡を中心に中国・九州地域における産業界で活躍しています。
テレビやスマートフォンなどのフィルム状の薄いフレキシブル基板や高耐熱電線の被膜材などに使用されるポリイミド製品の開発に携わっています。取扱製品は化学分野ですが、製品を作って物性を評価するには機械を使うので、大学時代の研究でトマト収穫ロボットの開発を 行った経験が職場での機械の校正や点検時に活かされています。また、材料力学の実験で学んだ弾性率はポリイミドの評価でもとても重要なため、学んでいて良かったと実感しています。
就職活動では同じ研究室の友人と客観的に自己分析をしたり、互いに高め合いながら就職活動ができたことが励みになりました。
システムの設計書を書いたり、プログラミングをしたり、プログラムが正常に動いているか確認するテストな どを行いながら、ITを活用して業務の効率化や改善を 図る仕組みを構築するシステム開発に携わっています。 システム開発にはプログラミング言語を使用するので大学で学んだプログラミング実習や英語の知識が役立っています。考え方への理解、英語の説明もストレスなく調 べることができる力はシステム開発において重要な能力です。
就職活動では特に企業分析を徹底しました。面接やエントリーシートの添削など大学の就職サポートが手厚かったのも有り難かったです。
自動車の部品を製造する工場に勤務し、部品を作るための設備や作業行程を考える業務に携わっています。 勤務先では樹脂やゴムを扱っているため、大学で学んだ高分子化学に通ずる部分があり、業務内容の理解を深める上で非常に役立ちます。技術者として大学で得た化学 の知識が自分自身の強みになっていると実感しています。
就職活動時は研究室の教授やキャリア支援センターの方にエントリーシートや志望理由書などの応募書類を添削していただきました。自分だけでは気づかない部分があるので、客観的に見てもらうことは大事なことだと思 います。