工学部には、機械工学科、電気工学科、応用化学科、数理情報科学科、医薬工学科の5つの学科があります。
「工学」と「理学」の融合をめざした独創的かつ先進的な取り組みの中で、
社会に役立つ工学を開拓できる専門知識を身につけた人間性豊かな科学技術者を育成します。
「理学の普及」という東京理科大学の建学精神により設置された前身の「基礎工学部」から、「工学部」に改組され15年が経ちます。従来の機械工学科、電気工学科、応用化学科に加え、昨年数理情報科学科が、更に本年からライフサイエンスとデータサイエンスの両方に精通した人材を育成する医薬工学科が加わり、大きく変貌を遂げつつあります。本学部の使命は、自然科学を基礎として、社会に役立つ技術や製品を開発し、人間の生活を豊かにすることです。講義は、ソフトとハードを包含したモノづくりを通じて、科学技術を人々の生活に役立てるスキルが身につくカリキュラムとなっています。実験実習に大きなウエイトを置いており、多彩な資格が取得できることも魅力です。本学部で学び、世界を舞台に活躍できる先端的なエンジニアとして成長することを期待しています。
工学部 学部長白石 幸英SHIRAISHI, Yukihide
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東京理科大学工学部工業化学科卒業、東京理科大学大学院工学研究科修士課程修了後、コニカ(株)を経て、東京理科大学大学院工学研究科博士課程修了、博士(工学)。1996年に山口東京理科大学基礎工学部着任、2006年ハワイ州立大学在外研究員、2014年より工学部応用化学科教授、現在に至る。 本学先進材料研究所所長、(一社)日本写真学会理事を歴任。専攻分野:コロイド化学、写真化学。 |
工学部では、工学の礎となる数学・物理学・化学を充分に理解した上で、
高度な専門知識と応用技術を修得する体系的な4年間の教育プログラムを導入しています。
機械工学科、電気工学科、応用化学科は、日本技術者教育認定機構であるJABEEの認定を受けています。「JABEE認定教育プログラム」を修了すると国家試験である技術士資格第一次試験が免除され、卒業と同時に技術士補と修習技術者の2つの資格を同時に取得することができます。本学では毎年20~30%の学生がこのプログラムを修了しています。
本学では、各試験種別において学力検査に加えて調査書や志願者本人が提出する資料等を活用して、本学での学びに必要な学力の3要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」)を多面的・総合的に評価する入学者選抜を行っています。試験科目における具体的な評価の視点は次表のとおりです。