投稿日：2017/05/30 レポート
平成29年5月25日（木）、本学においてFD・SD研修会を開催し、教職員53名が参加しました。FD（Faculty Development）とは、教員が授業内容・方法を改善し向上させるための組織的な取組の総称で、SD（Staff Development）とは、大学の教育・研究支援等に関わる事務職員の資質向上のために実施される研修等の取組の総称です。
今回のFD・SD研修会では、総務省中国四国管区行政評価局長の若林成嘉様をはじめ10名の行政官に来学いただき、総務省中国四国管区行政評価局が実施した全国初となる行政評価局調査である「国立大学等における障害のある学生の修学支援に関する調査結果」について講演いただきました。
講演では、平成28年4月に「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が施行され、障害のある学生に対する修学支援措置の充実がますます必要となる中、障害者の方への合理的な配慮の現状と課題、障害学生支援のための大学間ネットワークの活用、教職員及び学生に対する意識啓発の推進など国立大学及び国立高専における具体的な事例に基づき、支援に関わる人材や支援のノウハウについて詳細な説明がありました。
講演終了後は、参加者した教職員から具体的事例に基づいた修学支援について活発に質疑応答が行われ、大変有意義な研修会となりました。
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