投稿日:2017/10/19 レポート
平成29年10月14日(土)、本学主催の特別講演会を開催し、高校生や社会人の方など約150名が聴講されました。
講師は、薬学博士で本学理事長の池北雅彦先生で、「患部をピンポイント攻撃する未来の『くすり』」と題して講演いたしました。
講演では、まず薬の種類や役割について紹介し、続いて薬が効くメカニズムや副作用について実例を挙げて説明がありました。また、ノーベル医学・生理学賞を受賞された大村智先生の功績も紹介しつつ、近年開発された、がん細胞だけを標的に攻撃する分子標的薬やオーダーメイド医療など、今後の薬の可能性について解説しました。
講演終了後も、聴講者との活発な質疑応答が行われ、場内は終始熱気に包まれていました。
本学では、これからも地域の方々に役立つ講演会を実施していきたいと考えております。講演情報はホームページにてお知らせしますのでご確認ください。