吉岡 琢人 さんマツダ株式会社 勤務
機械工学科 2022年3月卒業
私たちのグループでは、お客様に信頼してマツダ車を選んでいただくため、故障のない車の開発と車両の異音発生防止を行っています。私はその中で、車両部品が故障する前に発生する劣化の予兆を捉える技術を開発しています。現在の仕事には、大学時代の研究で培ってきた探求心や考察力が大いに役立っています。自動車の技術開発は、日々未知への挑戦であり、新しい事ばかりで頭を悩ませることが多いのですが、探求心や考察力が仕事を前に推し進めてくれていると実感しています。
小坂 拓海 さん株式会社三井ハイテック 勤務
機械工学科 2021年3月卒業
自動車や電化製品などに搭載されるモーターの中核部品として用いられるモーターコアという製品を生産する装置の設計・組立業務や、ポーランド・カナダ・中国の各生産拠点の生産ラインの立ち上げに携わっています。
設計業務ではCADが必要不可欠なため、在学中に学んでいて良かったと感じています。また装置設計には材料選定や材料強度、梁のたわみ計算などが必要なため、材料力学の知識が活かされています。当社を知ったきっかけは、大学主催の説明会でした。業界研究・企業分析を進めるためにも積極的に行動することが大切だと思います。
福崎 稜 さん株式会社ヤナギヤ 勤務
機械工学科 2021年3月卒業
蒲鉾やカニカマなどの水産練り製品をはじめ、お菓子など様々な食品を加工する機械の製造に携わっています。在学中に学んだ機械工作実習のボール盤加工や溶接の経験はそのまま業務に役立っています。他部署だと電気の配線作業をする際に、基本的な電気の知識を活かすことができ、設計部の研修ではCADを使用するので作業がスムーズに行えました。在学中に学んだことは知っていればいるほど役に立ち、会社の先輩方の説明も分かりやすくなり、理解が深まるのも早いです。就職活動では先生方に面接練習をしていただき、自信が持てました。
伊藤 太一 さん宇部興産株式会社 勤務
機械工学科 2019年3月卒業
テレビやスマートフォンなどのフィルム状の薄いフレキシブル基板や高耐熱電線の被膜材などに使用されるポリイミド製品の開発に携わっています。取扱製品は化学分野ですが、製品を作って物性を評価するには機械を使うので、大学時代の研究でトマト収穫ロボットの開発を行った経験が職場での機械の校正や点検時に活かされています。また、材料力学の実験で学んだ弾性率はポリイミドの評価でもとても重要なため、学んでいて良かったと実感しています。
就職活動では同じ研究室の友人と客観的に自己分析をしたり、互いに高め合いながら就職活動ができたことが励みになりました。
前田 脩太 さん株式会社安川電機 勤務
電気工学科 2022年3月卒業
現在は、汎用ロボットのメンテナンスなどアフターサービスを行っています。生産現場の最前線でお客様と向き合い、『お客様の設備を止めない』を意識して仕事に臨んでいます。また、設計部へのフィードバックやロボットの更新提案など、業務は多岐にわたります。そうした現在の業務には、「デザイン工学」という大学の講義が活かされていると感じます。斬新なデザインや新規性に富んだモノを造る訓練をしたことで、今の業務に不可欠なモノづくりの目線が養われたと感じています。
梶下 温輝 さん東京モノレール株式会社 勤務
電気工学科 2021年3月卒業
現在、技術部施設区電気班に所属し、モノレールの運行に欠かせない電気関連設備の保守・管理を通して、365日、東京都心と羽田空港を結ぶ東京モノレールの安全・安定輸送を支えています。在学中は熱電発電材料の研究をしていました。人々になくてはならない生活インフラとしての社会貢献性の大きさにやりがいを感じ入社しました。大学時代に身につけた専攻・研究分野を理解し、実験でトライアンドエラーを繰り返すことで知識を深める姿勢は、入社後も専門的な鉄道設備・変配電設備を理解する点において自分の柱になっています。
山本 太郎 さん中国電力ネットワーク株式会社 勤務
電気工学科 2020年3月卒業
24時間365日お客様からの停電の問い合わせに対し、訪問して故障箇所を特定し、設備に不備があった場合は改修などを行っています。電気回路や送配電工学の知識が求められるため、在学中に学んでいたことが現場でも役立っています。就職活動では早めからインターンシップなどに申し込み、働きたい分野を突き詰めました。仕事内容への理解が深まり、エントリーシートの内容も充実していったと感じます。今後は電力計の内部構造や高圧系統関連の設備の構造についても勉強し、大学で学んだ知識も活かしながら設計に携わることが目標です。
政井 天佑 さん株式会社宇部情報システム 勤務
電気工学科 2020年3月卒業
システムの設計書を書いたり、プログラミングをしたり、プログラムが正常に動いているか確認するテストなどを行いながら、ITを活用して業務の効率化や改善を図る仕組みを構築するシステム開発に携わっています。システム開発にはプログラミング言語を使用するので大学で学んだプログラミング実習や英語の知識が役立っています。考え方への理解、英語の説明もストレスなく調べることができる力はシステム開発において重要な能力です。
就職活動では特に企業分析を徹底しました。面接やエントリーシートの添削など大学の就職サポートが手厚かったのも有り難かったです。
中島 勝聡 さん太陽石油株式会社 勤務
応用化学科 2019年3月卒業
私は「未来事業デザイン室」という新規事業部署に所属し、既存事業以外の事業創出・獲得に取り組んでいます。ここでは、大学時代に培った化学の基礎知識を応用して「新しい物質」や「技術を開発」すること、プロセスの理解やトラブル対応、危険予知などへの理解、企業との共同研究開発、仲間と共に考え創り上げた経験を活かし業務に励んでいます。いずれは、母校との共同研究開発や新技術によるビジネス展開など、一緒に新規事業を創出することに繋げていきたいです。
二宮 美咲 さんアイリスオーヤマ株式会社 勤務
応用化学科 2021年3月卒業
当社の家電開発部では新製品のアイデア出しや設計・開発、品質改善など商品が生まれるところから、お客様の手に届いた後のフォローまでを担当します。
私は現在「micola」という理美容家電ブランドのドライヤーやヘアアイロンの製品開発を担当しています。化学はいろいろな製品分野に関係し、商品開発の際にどういう化学反応で製品に影響が出るのかなど重要な役割を担っています。就職活動では企業がどういう学生を求めているのか把握し、自分自身の強みとアピールポイントを深掘りすることを心がけました。
黒木 芙弥 さんテルモ山口株式会社 勤務
応用化学科 2020年3月卒業
学内合同説明会に参加したことでたくさんの企業を知ることができ、現在の就職先と出会うことができました。社内では医療機器を製造している工場の工程管理の部署に所属しています。安定した生産をサポートする様々な業務のうち、私は主に製造記録や指図書、製品ラベル等の帳票管理、生産の進捗確認の業務に携わっています。学生時代に繰り返し行った実験に対する取り組み方が、今の仕事で役に立っています。就活中は、キャリア支援センターで過去の就職試験の傾向や質問例を閲覧し、事前に準備ができたことも内定獲得につながった活動の一つだと思います。
岡村 健吾 さん株式会社モルテン 勤務
応用化学科 2020年3月卒業
自動車の部品を製造する工場に勤務し、部品を作るための設備や作業行程を考える業務に携わっています。勤務先では樹脂やゴムを扱っているため、大学で学んだ高分子化学に通ずる部分があり、業務内容の理解を深める上で非常に役立ちます。技術者として大学で得た化学の知識が自分自身の強みになっていると実感しています。
就職活動時は研究室の教授やキャリア支援センターの方にエントリーシートや志望理由書などの応募書類を添削していただきました。自分だけでは気づかない部分があるので、客観的に見てもらうことは大事なことだと思います。