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工学研究科 機械工学専攻 Graduate School of Engineering, Major in Mechanical Engineering

ロボティクス・人間拡張テクノロジー・自律制御を支えるエンジニアを育成

修士課程

機械工学専攻は、学部の教育課程で修得してきた機械工学、制御工学、機械系データサイエンスを基礎とした機械系技術の高度化と社会実装に加え、地域コミュニティから国際社会までの未来を支える新たな科学技術の創造に貢献できる研究者及び技術者の育成を目的としています。

大学院 工学研究科 機械工学専攻

データサイエンス・AIと専門分野との融合教育

データサイエンス・AI科目群を配置し、幅広い知識・技術が求められる社会課題に対し、データサイエンス・AIを理解し、各専門分野で応用できる人材を育成する。

技術経営教育

新しい技術が持つ可能性を見極めて事業に結びつけることで経済的価値を創出する技術経営教育に取り組み、実務経験のある教員を含めた教育体制を構築する。

技術者倫理教育

人間性と倫理観を身に付け、科学技術の進歩及び福祉と健康に貢献するために倫理教育を重視し、研究科目を通して技術者が担うべき責任や、それに基づく規律や執行、遵守すべき倫理を理解し、適切に研究を行うことができる人材を養成します。

社会人リカレント教育

社会人の多様なニーズに対応するため、業務の繁閑にあわせて柔軟な受講が可能となるよう高度なメディアを活用し、勤務先の研究環境、設備を利用しながら研究を進めることも認めるなど、多忙な社会人の時間的・空間的な障壁を低下させる教育を展開する。

学位

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取得できる学位:修士(工学)

主な教育研究対象分野

人間拡張テクノロジー、自律制御、産業用ロボット、工作機械、核融合、永久磁石、自動運転、テレイグジスタンス、BMI(Brain-machine Interface)、次世代モビリティ、バイオメカニクス

専攻の専門領域
専攻の専門領域のイメージ
入学者受入れの方針
  1. 学士課程で修得した機械工学及び機械システムに関する専門知識を基礎とし、機械工学、制御工学、機械系データサイエンスに関する専門領域の独創的な応用に意欲のある人材。
  2. 修士課程において遂行する研究へ誠実に取り組み、協調性、倫理観、国際的コミュニケーション能力を有し、専門分野における基礎研究に加え、様々な分野との共同研究や実用化研究に意欲的な人材。
  3. 修士課程において修得する高度な知識と技能を実践的に社会課題の解決へと繋げ、国内や海外、特に地域社会に貢献したいと考えている人材。
教育課程編成・実施の方針
  1. 機械工学、制御工学、機械系データサイエンスに関する高度な専門的知識を効率的、効果的に修得できる授業科目を配置する。
  2. 国内外の文献調査、指導教員や研究者との議論、国際学会での口頭発表、さらには海外の学術論文での誌上発表等により、研究成果を客観的にかつ正確に表現できる能力を養成する教育を行う。
  3. 高度な専門性を必要する研究開発力、課題解決力を高め、研究者又は技術者として国内外で国際的な視野を持って活躍できる能力を涵養できる教育を行う。
学位授与の方針

修了要件となる単位を修得し、学位論文審査及び最終試験に合格した者に「修士(工学)」の学位を授与する。

  1. 機械工学、制御工学、機械系データサイエンスをベースとした機械工学分野における高度な専門知識とそれらを体系的に実践できる能力を身に付けている。
  2. 社会や産業界が抱える機械工学分野における課題に対して、解決策を提案できる能力と新たな技術やサービスを創造できる能力を身に付けている。
  3. 国際的な視野と感覚、人間として技術者としての倫理観、自然・環境と共存・共生するための俯瞰的な観察力と理解力、社会生活の様々な場面に加えて産業界を含む幅広い分野で活躍できるコミュニケーション能力を身に付けている。

担当教員と主な研究分野

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吉田 和司教授YOSHIDA,Kazushi

博士(工学)
機構開発、機構解析

機械工学

吉村 敏彦教授YOSHIMURA,Toshihiko

博士(工学)
材料工学、材料設計

機械工学

大塚 章正准教授OTSUKA,Akimasa

博士(工学)
設計工学、品質工学

機械工学

神名 麻智准教授KANNA,Machi

博士(理学)
熱力学、エネルギー変換工学

機械工学

永田 寅臣教授NAGATA,Fusaomi

工学博士
ロボットのインテリジェント制御と産業応用

制御工学

結城 和久教授YUKI,Kazuhisa

博士(工学)
流体工学、熱工学

制御工学

池田 毅准教授IKEDA,Takeshi

博士(工学)
ロボット工学

制御工学

千葉 良一准教授CHIBA,Ryoichi

博士(工学)
弾塑性力学・材料加工

制御工学

カリキュラム

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4つの専門分野
4つの専門分野テーブル
修了要件は、修士課程に2年以上在学し、専門科目は12単位以上、教養科目は2単位以上、研究科目16単位を含め、合計30単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、修士論文の審査及び最終試験に合格することとする。ただし、在学期間に関しては、優れた研究業績を上げた者については、修士課程に1年以上在学すれば足りるものとする。修士課程修了に必要な単位数の下限は次のとおりです。
修士課程修了に必要な単位数の下限テーブル

Pick Up 研究室

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データサイエンスの社会実装を支援する研究

永田研究室【永田 寅臣 教授】

データサイエンスの
社会実装を支援する研究

製造業が抱える品質検査の自動化に関する課題を解決するために、画像処理やAI関連技術の初心者であっても高性能な不良品検出用AIを構築できるようにCNN,SVM,CAE(畳み込みオートエンコーダ)などの設計、訓練及び評価を効率的に支援できるソフトウェアの開発を行いながら関連企業への普及を図っています。

各種制度・修学支援

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各種制度

ティーチング・アシスタント制度

院生が教員の補助役として学部生の実験・実習・演習などの指導にあたる制度です。
ティーチング・アシスタント(TA)に支払われる給与は奨学金的な意味があると同時に、将来有能な教育者・研究者を育成することも目的としています。

リサーチ・アシスタント制度

博士後期課程在籍者を研究補助者リサーチ・アシスタント(RA)として採用し、本学の研究プロジェクト等に参加してもらう制度です。RAに支払われる給与は奨学金的な意味があると同時に、若手研究者としての研究遂行能力の育成を図ります。

科目等履修生及び研究生

修士課程の特定科目の履修を希望する場合、本学の教育・研究に支障のない限り、選考の上、科目等履修生を受け入れています。また、専門事項について研究しようとする者は、本学大学院に支障がないと認められた場合に限り、研究生として入学を許可されることがあります。

修学支援

特待生奨学金制度

修士課程に在籍する学生のうち、学業において特に優秀な成績を修めた者に対し、学業を奨励することを目的に奨学金(年間10万円)を給付する制度です。

日本学生支援機構

区分 種別 返済利息の有無 種別
修士課程 第一種 なし 50,000円又は88,000円
第二種 あり 50,000円、80,000円、100,000円、130,000円、150,000円から選択

※詳細は日本学生支援機構のホームページをご確認ください。

初年度学費

入学金 282,000円
前期授業料 267,900円
後期授業料 267,900円
初年度合計 817,800円
  • 入学手続きの6か月前から山陽小野田市在住の場合は、入学金が141,000円になります。
  • 本学又は山口東京理科大学の卒業者及び本学大学院又は山口東京理科大学大学院の修士課程修了者は、入学金が141,000円になります。

社会人学生に向けて

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本専攻では、在職したまま修士学位の取得を目指す社会人向け教育プログラム「社会人大学院コース」を編成し、修了要件に必要な専門科目、教養科目及び研究科目を、ハイフレックス型の方法により実施します。社会人の多様なニーズに応えるため、業務の繁閑にあわせて柔軟な受講が可能となるよう、勤務先の研究環境、設備を利用しながら研究を進めるなど、多忙な社会人の皆様が学ぶ障壁を低くし、社会との連携及び成果の還元に資する多様な教育研究活動を積極的に推進します。


お問合せ:
〒756-0884 山口県山陽小野田市大学通1-1-1

TEL0836-88-3500