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地域のキーパーソンを育てる山口東京理科大学

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工学研究科 工学専攻Graduate School of Engineering, Department of Engineering

横断的・学際的な視点を持って理学と工学を探求する

博士後期課程

博士後期課程では、高度に専門的な業務に必要な研究能力と豊かな学識を修得し、
技術者・開発者のリーダーとして世界的水準で活躍できる人材の育成と科学技術の進展に寄与することをめざしています。

大学院 工学研究科 工学専攻

高度専門技術者を養成

各分野における高度な専門的知識を持つとともに、幅広い知見を身につけ複雑化する未来の課題を横断的に俯瞰して解決するための総合知を育みます。

国際的に通用する研究者の育成

指導教員と共に文献調査により世界的な視点で研究課題を設定し、国内・国際学会や権威ある国際論文誌での成果発表を目指した研究活動を行い、グローバル人材を育成します。

キーパーソンの育成

各分野の基礎・応用研究に取り組み、高度な専門性を必要とする研究開発力や課題解決力を高め、国際的な視野を持つ科学技術人材として各界で活躍できるキーパーソンを育成します。

研究科長メッセージ

研究科長 白石 幸英

 山陽小野田市立山口東京理科大学大学院工学研究科では、社会の要請に応え、基礎的、先進的研究を遂行するとともに、国内学会はもとより海外で開催される国際会議などで研究成果を発表できるよう積極性を育む研究を行っています。研究活動を通じて、様々な場面で活躍できる技術者、研究者を目指していただけるものと確信しています。

研究科長白石 幸英SHIRAISHI, Yukihide

学位と論文

ライン

伝統的な学問分野や専門分野にとらわれない
横断的・学際的な視点をもって
理学と工学分野を展望し、広い視野に立って学識を養う

取得できる学位

博士(工学)または博士(理学)

入学者受入れの方針
  1. 修士課程で育まれた研究遂行能力と専門分野を中心とした幅広い知識を、「機械・電気情報分野」「物質・材料分野」に関連する最先端の研究に活かし、自ら課題を見出しながら研究を積極的に推進し、遂行能力と学識をより深く窮める意欲のある人を求めます。
  2. 社会の要請に弾力的に応えるとともに国際社会に貢献したいと望む人を求めます。

教育課程編成・実施の方針
  1. 修士課程で育まれた研究遂行能力および幅広い知識を最先端の研究分野に活かして、より深く窮め、社会の要請に弾力的に応えるとともに国際社会に貢献するための能力を培います。
  2. 自らの専門分野について世界的な視野をもち、その進歩進展を常に把握する姿勢を身につけるために、国内外の学会等での発表及び討論の方法、並びに学術論文の執筆に関する指導を行い、研究成果を正確に表現し、発信する能力を涵養します。

学位授与の方針

博士後期課程の研究教育を修め、世界的水準で活躍できる専門家に必要とされる次の能力と資質を身につけ、かつ、所定の単位を修得した学生に学位(博士(工学)又は(理学))を授与します。

  1. 高度に専門的な業務に必要な研究能力とその基礎となる豊かな学識を修得し、それを技術開発や学術研究に応用することができる。
  2. 高度な技術開発や学術研究を遂行するために、技術者・研究者のグループを組織し、リーダシップをとることができる。

論文一覧

  • 前駆体法による高純度炭化ケイ素粉末の合成と固相焼結現象付与に関する研究
  • ナノマテリアルを用いた有機・無機ハイブリッド熱電材料の創製
  • 結晶質炭化ケイ素繊維の微細構造生成機構と力学的特性の関係に関する研究~結晶質炭化ケイ素繊維における欠陥の同定とその制御~
  • ジアリールエテンの固相フォトクロミズムに対するずれ応力効果に関する研究
  • 車載インバータ向け流動制御型シェブロンフィンによるサブクール沸騰冷却性能向上に関する研究

担当教員と主な研究分野

ライン

永田 寅臣教授NAGATA,Fusaomi

工学博士
知能機械システム、ディープラーニング(Deep Learning)

【産業用ロボットのための共通データインタフェイスの開発と応用】多関節型やスカラ型など異なるメーカーの産業用ロボットに対して共通に利用可能なCAD/CAMとの親和性の高いデータインタフェイスの設計と実装を行っています。視覚フィードバックやAIの実装も可能にしています。

博士課程 機械・電気情報

吉村 敏彦教授YOSHIMURA,Toshihiko

博士(工学)
材料工学、機械設計

【キャビテーションエネルギーを用いた新材料創製技術】水中でキャビテーションという泡のエネルギーを極限まで高めた超高温高圧キャビテーションを利用し、新材料を創製します。その気泡エネルギーを用いて材料加工すると、高強度、高靭性、高い耐食性や耐摩耗性等、様々な機能を付与できます。

博士課程 機械・電気情報

結城 和久教授YUKI,Kazuhisa

博士(工学)
流体工学、エネルギー総合工学

資源に乏しい日本が自給自立できるエネルギーシステムを確立することは喫緊の課題です。結城研究室では、未来のエネルギー源として期待されている地球上の太陽「核融合炉」や「地熱発電」「省エネルギー技術」の開発に貢献するため、特に熱と流れの制御に関する研究に取り組んでいます。

博士課程 機械・電気情報

阿武 宏明教授ANNO,Hiroaki

博士(工学)
電子材料工学、電子デバイス、熱電変換工学

電子機能材料、エネルギー変換材料、特に熱を電気に直接変換する熱電材料の創製とそのデバイス開発について研究しています。低炭素社会の実現に向けて、工業炉や移動体等から排出される未利用熱を固体素子により電気に換えて有効利用する熱電発電への応用を目指しています。

博士課程 機械・電気情報

柁川 一弘教授KAJIKAWA,Kazuhiro

博士(工学)
超伝導工学、水素エネルギー工学

電気抵抗がゼロとなる超伝導現象を利用した高機能・高効率な超伝導応用機器(電気機械、電磁石、NMR/MRI装置など)を研究開発しています。また、超伝導応用機器を実現するために必要となる超伝導体の基礎特性(交流損失、熱的安定性など)も定量的に評価しています。

博士課程 機械・電気情報

高頭 孝毅教授TAKATO,Koki

理学博士
液晶デバイス、電子デバイス工学

液晶素子と光学フィルムの開発を行っています。主な成果としては超低電圧駆動可能な液晶素子、また入射する光の方向により透過率を変えられる液晶素子を考案・開発しています。光学フィルムとしては、初めてフィルムにナノ材料を適用することによるディスプレイ用光学フィルムの開発に成功しました。

博士課程 機械・電気情報

井上 啓教授INOUE,Kei

博士(理学)
カオス、情報数理

複雑な振る舞いを示す現象(例えば、レーザー光の合成、渋滞を引き起こす交通の流れ)に関するデータのカオスを測る研究を行っています。また、医療・薬学データの予測(例えば、手術後のがん患者の生存予測)に用いる機械学習手法の改善に関する研究も行っています。

博士課程 機械・電気情報

石川 敏弘教授ISHIKAWA,Toshihiro

工学博士
機能性無機材料化学

石川研究室では、セラミックスの機能発現メカニズムを解明し世界一の材料開発を目指しています。現在は、SiC繊維(Nature, Scienceに発表)の高性能化、光触媒材料(Natureに発表)の生態適合性、BNやSiO2の微細構造と特性の関係等に関する研究を進めています。

博士課程 物質・材料

池上 啓太教授IKEUE,Keita

博士(工学)
固体触媒材料化学

【触媒を利用した二酸化炭素固定化技術の開発】地球温暖化対策として二酸化炭素の固定化技術が注目されています。二酸化炭素を常温付近で効率的に回収することのできる吸着剤を開発し、吸着回収した二酸化炭素を単に貯蔵するだけでなく、触媒作用によって有用な炭化水素に還元して資源化するシステムの構築を目指しています。

博士課程 物質・材料

井口 眞教授INOKUCHI,Makoto

博士(理学)
物性化学、機能分子科学

分子結晶・分子集合体の電気的・磁気的・光学的・熱的性質を調べ、その発現機構を解明する有機物性化学・分子科学の研究を行います。スピロピラン・ペンタセン・歪みのある分子などの有機結晶の応力・熱・光等の外部刺激に対する応答性を調べ、ずれ応力による化学結合の制御を目標としています。

博士課程 物質・材料

太田 雄大教授OHTA,Takehiro

博士(工学)
錯体化学、生物無機化学、分光学

金属タンパク質のモデル化学と、酸素、水、二酸化炭素などの小分子活性化反応を効率的に行う分子触媒の創製と分子機構の解明を目標に研究を行なっています。また、活性酸素消去能をもつ金属錯体の開発と生体反応への応用を目指した研究も行なっています。

博士課程 物質・材料

星 肇教授HOSHI,Hajime

博士(工学)
光エネルギー変換材料、光機能材料

【色素増感太陽電池に用いる対極材料】色素増感太陽電池には白金が使われています。ナノ粒子や導電性高分子とカーボンの複合膜で白金代替化を研究しています。
【鉛フリー太陽電池材料】鉛ペロブスカイト化合物をリード物質とし、鉛フリー化合物で太陽電池をつくることを目指し、研究しています。

博士課程 物質・材料

白石 幸英教授SHIRAISHI,Yukihide

博士(工学)
超分子化学、コロイド化学

【エネルギー問題の解決に挑む機能性コロイドの創製】保護剤を巧みにデザインし、粒径の揃ったコロイドの創製に関する研究を行ってきました。複数の金属構造を制御することで、様々な新奇複合コロイドを合成・構造解析を行い、触媒、液晶表示素子および、熱電変換材料などへ応用する機能性コロイドの開発を行っています。

博士課程 物質・材料

カリキュラム

ライン

博士後期課程

科目と取得単位
専門分野 科目名 単位数 配当
年次
必修 選択必修 選択
機械・電気情報 システム工学演習1   2   1
システム工学演習2   2   1〜2
システム工学演習3   2   1〜3
システム工学研究1   8   1
システム工学研究2   8   1〜2
システム工学研究3   8   1〜3
物質・材料 物質科学演習1   2   1
物質科学演習2   2   1〜2
物質科学演習3   2   1〜3
物質科学研究1   8   1
物質科学研究2   8   1〜2
物質科学研究3   8   1〜3
共通 コロキウム1     1 1〜3
コロキウム2     1 1〜3

「機械・電気情報」「物質・材料」のうち、いずれかひとつの専門分野の科目について、30単位以上を修得すること。

Pick Up 研究室

ライン
データサイエンスの社会実装を支援する研究

永田研究室【永田 寅臣 教授】

データサイエンスの
社会実装を支援する研究

製造業が抱える品質検査の自動化に関する課題を解決するために、画像処理やAI関連技術の初心者であっても高性能な不良品検出用AIを構築できるようにCNN,SVM,CAE(畳み込みオートエンコーダ)などの設計、訓練及び評価を効率的に支援できるソフトウェアの開発を行いながら関連企業への普及を図っています。

柁川研究室【柁川 一弘 教授】

超伝導技術による
環境にやさしい社会の構築

超伝導の最大の特長は電気抵抗がゼロになることであり、低損失のため省エネルギーに貢献できます。動作温度が比較的高くて大電流・高磁界の特長も併せもつ高温超伝導体と、将来の水素社会での活用が期待される常圧で高密度な極低温の液体水素を融合した、液体水素冷却高温超伝導機器の研究開発に取り組んでいます。

超分子の化学と応用

白石研究室【白石 幸英 教授】

超分子の化学と応用

シクロデキストリン(CyD)は、環構造の内側に化合物を取り込んで複合体を形成する機能を持っています。この機能を応用し、食品、医薬品および化粧品などの分野での利用が急速に行われています。本研究室ではCyDを用い、コロイドの創製と活性酸素消去剤や水耕栽培への展開を行っています。

各種制度・修学支援

ライン

各種制度

ティーチング・アシスタント制度

院生が教員の補助役として学部生の実験・実習・演習などの指導にあたる制度です。
ティーチング・アシスタント(TA)に支払われる給与は奨学金的な意味があると同時に、将来有能な教育者・研究者を育成することも目的としています。

リサーチ・アシスタント制度

博士後期課程在籍者を研究補助者リサーチ・アシスタント(RA)として採用し、本学の研究プロジェクト等に参加してもらう制度です。RAに支払われる給与は奨学金的な意味があると同時に、若手研究者としての研究遂行能力の育成を図ります。

 

 

修学支援

博士後期課程授業料減免制度

大学院博士後期課程の学生を対象に、申請に基づき、授業料の半額を免除する制度です。最長3年間減免することができます。

日本学生支援機構

区分 種別 返済利息の有無 種別
博士後期課程 第一種 なし 80,000円又は122,000円
第二種 あり 50,000円、80,000円、100,000円、130,000円、150,000円から選択

※詳細は日本学生支援機構のホームページをご確認ください。

初年度学費(2025年度)

入学金 282,000円
前期授業料 267,900円
後期授業料 267,900円
初年度合計 817,800円
  • 入学手続きの6か月前から山陽小野田市在住の場合は、入学金が141,000円になります。
  • 本学又は山口東京理科大学の卒業者及び本学大学院又は山口東京理科大学大学院の修士課程修了者は、入学金が141,000円になります。

お問合せ:
〒756-0884 山口県山陽小野田市大学通1-1-1

TEL0836-88-3500