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秦 慎一Shinichi Hata

秦 慎一

氏名 秦 慎一
ふりがな はた しんいち (Shinichi Hata)
職名 講師
学位 博士(工学)
専門分野
  • 応用界面化学
  • 分子工学
略歴
  • 東京理科大学 工学士、工学修士、博士(工学)
  • 九州大学 カーボンニュートラルエネルギー国際研究所 学術研究員
  • 山陽小野田市立山口東京理科大学 工学部 博士研究員
  • 首都大学東京 都市環境学部 特任助教
  • 山陽小野田市立山口東京理科大学 工学部 助教
  • 東京都立大学 都市環境学部 特任准教授
研究者データベース 詳細はこちらから
SDGsの取組み icn_sdgs_goals_03.jpg icn_sdgs_goals_07.jpg icn_sdgs_goals_09.jpg icn_sdgs_goals_15.jpg

秦 慎一

主な研究課題

界面活性剤の設計:分子集合体構造と機能

代表的な界面活性剤(= 分子内に疎水基と親水基をあわせもつ有機化合物)であるリン脂質は、細胞膜の主成分であり、胆汁酸塩は食事の脂肪を乳化して体が吸収できるようにする上で重要な役割を果たしている。近年では、望ましい機能(表面張力低下、可溶化、乳化、分散、湿潤、ぬれ、洗浄、殺菌、そして薬剤としてのレオロジー)を制御する目的で、適切な分子設計が施された界面活性剤が注目され、自然界、ナノテクノロジー、日常生活のさまざまな用途に活用が進められている。その合成と基礎物性や分子集合体(ミセル、膜小胞など)を調査し、その構造機能を活かして、薬剤を適所に適宜送達する技術の薬物送達システム(DDS)のキャリア や生物医学分野での自己給電型の温度センサーの分子カバーに応用することを試みている。

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有機/無機ハイブリッド粒子の設計:高次構造と機能

化粧品・顔料用粉体の優れた光沢や発色、そして高紫外線遮蔽性などを設計する際には、その原料の有機/無機物の原子・分子レベルでの融合状態と、形態や高次配列、表面電荷、比表面積、そして親水・疎水性の制御が重要である。設計性に富んだ有機物と元素の多様性のある無機物が相乗的に組み合わせることで、おのおのの性質の単なる組み合わせを超える有機―無機複合材料の粉体・微細化が、製薬や食品分野などで注目を集めており、さらなる形成機構と機能開拓の努力が必要とされている。物質の構造・物性・電子状態・界面を理解するために計算シミュレーションを活用し、不均一触媒や電極触媒としての有機―無機ハイブリッド粒子の設計に取り組んでいる。

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主な著書・論文

主な国際・国内活動

お問合せ:
〒756-0884 山口県山陽小野田市大学通1-1-1

TEL0836-88-3500