木村 英雄
氏名 |
木村 英雄 |
ふりがな |
きむら ひでお(Hideo Kimura) |
職名 |
教授(Professor) |
学位 |
薬学博士 |
専門分野 |
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略歴 |
- 1980年 東京大学薬学部卒業
- 1985年 東京大学薬学博士(論文博士)
- 1980~1990年 防衛医科大学校薬理学講座(教務職員を経て助手)
- 1988~1999年 アメリカソーク研究所(ポスドク、スタフサイエンティストを経てシニアスタフサイエンティスト)
- 1999~2017年 国立精神・神経医療研究センター(遺伝子工学研究部長を経て神経薬理研究部長)
- 2017~2019年 国立精神・神経医療研究センター 特任研究員
- 2019年~現在 山陽小野田市立山口東京理科大学薬学部薬理学分野教授
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研究者データベース |
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研究シーズ |
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SDGsの取組み |
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主な研究課題
シグナル分子が関わる疾患の研究と治療法の開発
生理活性物質としての硫化水素(H2S)を1996年に提案し、その後、H2Sよりもさらにイオウ原子数の多いポリサルファイドH2Snがシグナル分子として働いていることを報告した。これまで、H2S及びH2Snの生合成経路、標的分子を明らかにし、その機能を解明した。これらの分子が関わる疾患の研究を通して、その治療法の開発を目指している。
主な著書・論文
- Abe, K. & Kimura, H.: The possible role of hydrogen sulfide as an endogenous neuromodulator. J. Neuroscience.16, 1066-1071, 1996.
- Hosoki, R., Matsuki, N. & Kimura, H. The possible role of hydrogen sulfide as an endogenous smooth muscle relaxant in synergy with nitric oxide. Biochem. Biophys.Res. Comm. 237, 527-531, 1997.
- Shibuya, N., Koike, S., Tanaka, M., Ishigami-Yuasa, M., Kimura, Y., Ogasawara, Y., Fukui, K., Nagahara, N. and Kimura, H. A novel pathway for the production of hydrogen sulfide from D-cysteine in mammalian cells. Nat. Commun. 4, 1366, 2013.
- Kimura, Y., Mikami, Y., Osumi, K., Tsugane, M., Oka, J-I, and Kimura, H. Polysulfides are possible H2S-derived signaling molecules in rat brain. FASEB J. 27, 2451-2457, 2013.
主な国際・国内活動
- Antioxidants & Redox Signaling, Redox Pioneer
- British Journal of Pharmacology, Editor
- Scientific Reports, Editor
- International Congress on Hydrogen Sulfide in Biology and Medicine, International Organizing Committee Member
- 日本薬理学会 名誉会員
お問合せ:
〒756-0884 山口県山陽小野田市大学通1-1-1
TEL0836-88-3500