中村 洋(Hiroshi Nakamura)
職名 |
准教授(Associate Professor) |
学位 |
博士(政策科学) |
専門分野 |
地域研究 |
略歴 |
- 大阪大学工学部応用自然科学科卒業
- 一般財団法人地球・人間環境フォーラム 企画調査部 研究員
- 法政大学大学院社会科学研究科 修士課程 修了
- 法政大学大学院政策科学研究科 博士後期課程 修了
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研究者データベース |
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研究シーズ |
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SDGsの取組み |
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主な研究課題
地域における社会的な課題と将来に向けたニーズを明らかにする研究
フィールドワークを中心として、人々の暮らしや、地域が培ってきた技術・知識、社会的な課題、将来に向けたニーズを明らかにする研究をしています。
モンゴルでは、自然災害後の回復から取り残される人々の存在を明らかにし、そのような問題を解決するための政策や技術の在り方を検討する研究を行いました。日本では、産業界を中心として開発された社会イノベーションが、地域に受け入れられる要因や、地域ブランドとなっている農産品の気候変動への適応策のあり方について、成果と課題を明らかにし、今後、必要とされる仕組みを探る研究を行いました。
また研究の成果から有効と考えられ、地域の人たちが望む技術を試行したり、普及したりするプロジェクトの立案・実施にも取り組んでいます。今後は山陽小野田市を中心として、地域の課題を解決するために、地域の人々の思いや技術をベースとして、より善い社会づくりに貢献できるような研究に取り組みたいと考えています。
主な著書・論文
- 中村洋(2020).「モンゴルの遊牧と自然災害<ゾド>-ゴビ地域の脆弱性に関する実証的研究」.明石書店.
- 中村洋・白井信雄・田中充(2019). コミュニティ主導による気候変動への適応策~長野県高森町における市田柿の事例. 地域活性研究, 10.
- 中村洋(2018). 産業社会と社会イノベーションの創造. 松岡俊二編「社会イノベーションと地域の持続性」. 有斐閣;東京, 46-68.
- 中村洋・小林敏昭(2018). 南信州における地域独自の環境マネジメントシステムの社会的受容性に関する分析. 環境情報科学学術研究論文, 32, 209-214.
- Nakamura, H, Rinchindorj, D., and Delgerjargal, S.(2017). The Impact of a Disaster on Asset Dynamics in the Gobi Region of Mongolia: An Analysis of Livestock Changes. Journal of Development Studies, 53(11), 1944-1961.
主な国際・国内活動
- 環境科学会
- 環境情報科学センター
- 国際開発学会
- 日本エネルギー環境教育学会
お問合せ:
〒756-0884 山口県山陽小野田市大学通1-1-1
TEL0836-88-3500