投稿日:2019/08/02 お知らせ
公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学と、山口県病院薬剤師会は、知的・人的資源の交流及び活用を図り、地域の健康・医療・福祉の発展に寄与することを目的として、包括連携・協力に関する協定を締結し、8月1日(木)に協定調印式を本学で執り行いました。
調印式では、本学の池北雅彦理事長と山口県病院薬剤師会の山﨑博史会長が協定書に署名・調印を行い、固い握手が交わされました。
池北理事長から「病院薬剤部の医療現場における薬剤師の先進的な取組みを、実務教育をはじめとする教育カリキュラムを通じてご教授いただくとともに、医療現場における課題に基づく社会に貢献することのできる医療系薬学研究を推進するため、連携をお願いしたい。」と挨拶があり、山﨑会長は「山口県に薬学部が誕生することを待ち望んでいた。病院薬剤部での実務実習を通じて協力していきたい。卒業生の受け皿にもなるのではないか。」と述べられました。
また、立会人として臨席された山陽小野田市の藤田剛二市長から、「健康寿命の延伸については『スマイルエイジング』として山口東京理科大学とも進めている大きなテーマであり、この連携によりさらに進展するのではないかと期待している。」との祝辞をいただき、同じく立会人として臨席された山口県の中野恵健康福祉部長からは、「やまぐち維新プランにおいて医療体制の充実を進めており、着実に行っていくには両組織の協力が不可欠である。」との祝辞をいただきました。
署名・調印後、握手を交わす山﨑博史会長(左)と池北雅彦理事長(右)
握手を交わす中野健康福祉部長、山﨑会長、池北理事長、藤田市長(左から)
主な連携・協力事項は次のとおりです。
(1) 病院・診療所・介護保険施設等における実務実習の受け入れに関すること。
(2) 薬学に関する研究会及び研修等の共同開催に関すること。
(3) 地域の医療・保健及び福祉の発展及び向上に関すること。
(4) 薬剤師会員・教員・学生の相互交流に関すること。
(5) その他必要と認める事項に関すること。
今後も、本学は、山口県の健康保健政策、山陽小野田市の健康増進政策を踏まえ、地域の健康・医療・福祉の発展に寄与してまいります。