投稿日:2019/11/20 お知らせ
公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学と宇部興産株式会社は、互いに協力して取り組むべき新たな技術の研究開発ならびに人的交流を進めることを目的として、包括的連携基本合意書を締結し、令和元年11月18日(火)に調印式を本学で執り行いました。
調印式では、本学の池北雅彦理事長と宇部興産株式会社の泉原雅人代表取締役社長が合意書に署名を行い、固い握手が交わされました。
初めに、泉原社長が「社会ニーズが目まぐるしいスピードで変化している近年、オープンイノベーションの重要性は益々大きくなってきており、さまざまな技術の知見や経験を有するアカデミアとの連携は不可欠である。本連携を通じて、更に課題解決へ向けた引き出しが増えるものと期待している。」と挨拶をされ、池北理事長は「これまでも一部教員においては宇部興産様との共同研究等を行ってきたが、この度、大学として包括的な連携を結べたことを嬉しく思う。本合意書締結により、一層、技術要素を含めた研究開発が推進されることを願う。また、教育面では、企業目線でどういった人材が求められているのかなどご助言いただき、学生に対する教育に生かしていきたい。」と挨拶しました。
また、立会人として臨席された山陽小野田市の藤田剛二市長から、「宇部興産様は卓越した事業展開力、研究開発力を誇り、山口東京理科大学は多様な人材と、豊富な知的財産を有する。その両者が結んだ本合意書により、今後更なる新技術開発の推進と、研究者育成に期待する。」との祝辞をいただきました。
署名後、握手を交わす泉原雅人社長、藤田剛二市長、池北雅彦理事長(左から)。
握手を交わす、宇部興産株式会社 萩原昌彦フェロー、大田正芳上席執行役員、泉原雅人社長、藤田剛二市長、
本学 池北雅彦理事長、森田廣学長、石川敏弘副学長(左から)。
主な連携事項は次のとおりです。
(1) 共同研究、受託研究等の推進
(2) 研究者や技術者の人的交流
(3) 学生に対するインターンシップ等の現地学習
これまでも両者は隣接市という立地の利点を活かして、知財教育や個別技術開発で交流を図っておりましたが、今後はさらに研究開発分野において、より一層の連携を推進してまいります。