投稿日:2017/03/31 研究・プレスリリース
本学機械工学科 永田寅臣教授が産業応用工学会の主催する国際会議「The 5th IIAE International Conference on Industrial Application Engineering (ICIAE2017)」でBest Paper Awardを受賞しました。
本論文では、コンピュータ支援による設計加工システム(CAD/CAM)で作成したCLSデータと呼ばれる工具経路をスプライン曲線に沿って滑らかにしながら、そのCLSデータをもとにFANUC製の大型産業用ロボットR2000のためのロボット言語を自動生成できるシステムを紹介しました。これは、産業用ロボットのためのCAD/CAMインタフェイスの提案であり、例えば、従来の煩わしい、時間を要する教示作業を行うことなく産業用ロボットを材料の切削加工に応用できるようになりました。写真はインペラモデルの樹脂型の加工風景です。
■論文名
CLS Data Interpolation with Spline Curves and Its Post Processing for Generating a Robot
Language
■著者
永田寅臣、岡田侑大(4年生)、草野孝正(SOLIC Co. Ltd.)、渡辺桂吾(岡山大学)
詳しくはこちら