投稿日:2017/08/22 レポート
平成29年8月22日(火)、山口県立宇部高等学校の1・2年生の生徒9名が来学し、スーパーサイエンスハイスクール先端科学技術体験学習に参加しました。これは、宇部高等学校が文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール校に指定され、本学と連携して実施しているものです。
本学学長からのあいさつの後、生徒たちは工学部電気工学科・吉岡健教授の講義「磁気浮上リニア中央新幹線はどうやって走るのか」を受けました。リニアの概要から始まり、なぜリニアが浮上するのか、超伝導現象とは何かなど、まだ未習の内容もある中で受講した生徒たちは真剣な表情でノートを取っていました。
次に、工学部応用化学科・北條信教授から「有機化学のものづくり―化学反応とケイ素ポリマー」をテーマに実験を行いました。化学とは何か、化学の魅力と今後の展望などの話を交えながら、有機ケイ素化合物を使いスポンジやゲルを作る実験を行い、様々な化学反応に生徒たちも驚きの表情や笑顔が見られました。
この日のスーパーサイエンスハイスクール先端科学技術体験学習が生徒の進路選択の一助となれば幸いです。