投稿日:2018/07/18 レポート
7月17日(火)、本学薬学部の「学術と地域文化1」第13回目の授業において、村岡 嗣政 山口県知事による「新たな県づくりに向けて~ 明治改元から150年 ~」と題した特別講義が開催されました。
本学薬学部の「学術と地域文化1」は、人文科学、社会科学及び自然科学などを広く学び、物事を多角的に見る能力を養うことを目的に、あらゆる分野の一線で活躍する人の話を聞き、学び、考え、人間・社会・科学を幅広く俯瞰できる能力を養う特色溢れる科目です。
村岡知事からは、山口県の課題である人口減少に対する施策として定めた「やまぐち維新プラン」における、『産業・交流・生活』の3つの柱を軸とした、活力みなぎる山口県の実現に向けた取り組みについて、講話がありました。
特に、山口県の強みである『ものづくり産業』においては、基礎素材・医薬品関連・輸送用機械器具製造分野における、さまざまな県内企業についての紹介があり、山口県には世界的にシェアを誇る製品がいくつも存在していることなど、学生達は大変興味深い様子で、村岡知事の話に聞き入っていました。
また、今後は、『企業・大学・県』による産学官連携をより一層強化していくことなど、本学の薬学部および工学部が、山口県の研究機能を強化する役割を期待されていることについても語られました。
最後に、村岡知事から、「今回の講義をきっかけに、山口県内のさまざまな事業を知ってほしい」、「有意義な学園生活を送り、視野を広げて将来進むべき道を決めてほしい」など、学生に激励のメッセージをいただきました。
講義終了後、学生と笑顔で写真撮影を行いました。