投稿日:2019/10/29 研究・プレスリリース
理化学研究所(理研)脳神経科学研究センター分子精神遺伝研究チームの井出政行客員研究員(筑波大学医学医療系講師)、大西哲生副チームリーダー、吉川武男チームリーダー、山陽小野田市立山口東京理科大学薬学部医療薬学系薬理学分野の木村英雄教授、福島県立医科大学医学部神経精神医学講座の國井泰人准教授、東京大学大学院医学系研究科の廣川信隆特任教授らの共同研究グループは、脳内の硫化水素の産生過剰が統合失調症の病理に関係していることを発見しました。
この研究成果は、硫化水素というシグナル分子を標的とした、統合失調症に対する新たな創薬の切り口になると期待が寄せられています。