投稿日:2024/06/11 レポート
4月19日(金)、4月26日(金)、5月10日(金)、5月17日(金)の4日間で、山口大学医学部(医学科3年生、保健学科看護学専攻2年生、保健学科検査技術科学専攻3年生)と本学薬学部(薬学科4年生)との合同での多職種連携授業が実施されました。
本講義では、医師・看護師・臨床検査技師・薬剤師など多職種の役割や専門性、また自身の職種の専門性や責任を理解し、医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師の医療従事者が対等な立場で意見と情報の交換を行い、患者中心の医療を行うチーム医療の在り方を学ぶことを目的とし、今年度が初の開講となりました。
今年度の授業では、本学薬学部生97名、山口大学医学部生239名(医学科116名、保健学科看護学専攻79名、保健学科検査技術学専攻44名)の計336名が受講し、各学科・専攻が混在した10名程度のチームでグループディスカッション、プレゼンテーションを実施しました。
参加した学生からは、「テーマについて議論する中で、それぞれの分野の視点から見たことを知ることができ、物事を多面的に見ることを学んだ」「自分が所属する学科では解決が難しい課題を、他学科と連携することで解決することができた」といった感想がありました。
今回の取り組みは、山口県で医療人を養成する山口大学医学部と本学薬学部にとって初めての試みでしたが、今後も継続的にプログラムの内容を見直し、協力して医療人の養成を行いたいと考えております。