投稿日:2026/03/02 お知らせ
2月27日(金)、本学工学部機械工学科において、貴島孝雄教授による最終講義が行われました。 最終講義では「物と心の一体化―感性工学のすすめ―」を主題に、マツダ株式会社在籍時にロードスター開発主査として携わった経験をもとに、開発秘話を交えながらものづくりへの想いが語られました。 開発の現場では数多くの葛藤があったものの、「人を動かすのは性能や数値だけではなく、人の感性と信念である」という考えのもと仕事に向き合ってこられたこと、そしてロードスターの開発においては「楽しくて仕方がなかった。完成したら自分自身が乗りたいと思えるクルマをつくりたい」という強い想いが原動力になっていたことが紹介されました。 また、開発において大切にしてきたコンセプトとして、 ユーザーの心を動かす感動体験や、血の通った動物のように感じられるクルマ"人馬一体"の走り が挙げられ、感性を重視したものづくりの本質が示されました。 当日は多くの卒業生も会場を訪れ、講義の最後には、これから社会へ羽ばたく学生や新たな道を歩む卒業生に向けた温かいメッセージが送られ、会場は大きな拍手に包まれました。 本学において長年にわたり教育・研究に尽力され、多くの学生の成長を支えてこられた貴島教授に、心より感謝申し上げます。
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