投稿日:2026/06/03 研究・プレスリリース
2026年3月26日(木)~29日(日)に関西大学千里山キャンパスで開催された「日本薬学会第146年会」において、本学薬学部薬学科6年の皿海聖人さんが「学生優秀発表賞」を受賞しました。
本研究は、医薬品の名称や外観の類似による調剤監査時の取り違いリスクに着目したものです。当研究室では、外観が類似するカナグル®OD錠とカナリア®配合OD錠について、識別性向上を目的に「リ」の一字を強調した印字デザインを田辺ファーマ株式会社と共同開発し、上市に至りました。本研究では、この改良デザインが実臨床で使用される一包化監査機においても有用であるかを検証しました。
皿海さんは、臨床を想定した複数の処方例を作成し、PROOFIT 1Dを用いて一包化監査を実施しました。その結果、通常の用法どおりであれば、カナリア®配合OD錠は良好に認識され、カナグル®OD錠との識別も可能であることが示されました。
本研究は、カナリア®配合OD錠の一文字強調デザインが、薬剤師による目視確認だけでなく、一包化監査機を用いた機械監査においても識別性向上に寄与する可能性を示したものです。なお、本研究は、本学薬学部医療安全学分野の相良英憲准教授と株式会社レデイ薬局との共同研究として実施されました。
| 受賞年月日 | 令和8年4月15日 |
|---|---|
| 受賞者 | 皿海 聖人(薬学部薬学科 6年 相良研究室) |
| 賞の名称 | 学生優秀発表賞 |
| 受賞演題 | カナリア®配合OD錠の一包化監査機における識別性評価 |
関連リンク