投稿日:2017/11/15 レポート
平成29年11月15日(水)山口県高教研理科部会長南地区研究協議会が本学にて開催され、山陽小野田市・宇部市・美祢市から20名の高等学校の理科教員が来学されました。
始めに薬学部設置準備室の武田健先生・黒川陽介先生から「新設薬学部の概要~特色と魅力~」と題して、平成30年4月に開設される薬学部に関する講演を行いました。
武田先生からは、本学薬学部の特色である3本の柱(くすりを創る・くすりを使う・やまいを予防する)を目標に掲げ、統計教育の充実や高い志と倫理観・研究心を持った薬剤師を養成したいとの説明があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。
黒川先生からは、病院薬剤師と開局薬剤師の業務内容、かかりつけ薬局の役割等の説明があり、医療現場では「メッセージを正確に伝えること」「思い込みはいけないこと」が特に重要であるとの指摘もありました。
その後、参加者は工学部応用化学科の佐伯研究室、工学部機械工学科の永田研究室を見学しました。研究室では、参加高等学校出身の学生が、研究目的・研究課題・研究成果等を説明し、参加者は教え子たちの成長した姿に目を細めていました。
参加者からは、「薬学部の丁寧な説明を聞くことができ、大変良い機会となった」「担任をしていた学生の成長を嬉しく思う」等の感想が寄せられました。
本日の協議会が、高等学校と大学の連携強化につながれば幸いです。