投稿日:2017/12/12 レポート
12月7日(木)・8日(金)・11日(月)の3日間にわたり、山陽小野田市立須恵小学校の6年生70名が「ほんものの科学体験講座」を受講しました。工学部応用化学科の佐伯政俊講師(7日)・井口眞教授(8日)・池上啓太准教授(11日)から「ドライアイス(二酸化炭素)の性質」について説明を受けながら、実際に児童たちが科学実験を行いました。実験では、舟浴佑典助教、大学院と学部の学生たちも指導にあたりました。
児童たちは「空気成分の割合はどうなっているでしょう」「酸素と二酸化炭素はどちらが重いでしょう」等の質問をされると、授業で習っていない内容でも、自分なりに考えて、答えを出していました。
2つのフィルムケースの一方には「水とドライアイス」を、もう一方には「ドライアイスのみ」を入れてフタをし、変化にどのような違いがあるかの実験をした際には、児童たちは興味深そうにフィルムケースを観察し、その結果に歓声を上げていました。
実験の最後には、講師から「ドライアイスの実験は危険を伴うので、遊びで扱わないようにしてください。」と注意があり、児童たちは真剣な表情で聞いていました。
本日の体験が、児童たちの理科への興味につながれば幸いです。