投稿日:2019/06/17 レポート
6月3日の宇部日報に本学サークルの活動が記事で紹介されました。今年5月に発足した本学の多文化サークルは、機械工学科4年生の張款さんが発起人となり、国際交流を通じてお互いの言語や文化への理解を深め、楽しい町づくりに貢献できるような活動をすることを目的に発足しました。現在、ベトナム、韓国、中国の留学生12名が所属しています。
6月2日に小野田消防署で行われた普通救命講習に、日本に長期滞在するにあたり、不測の事態に備えるためにはどうしたらよいかを、部員で話し合い、参加しました。
「目の前で人が倒れた時、適切な応急手当の知識や技術を身に着けていれば、命を救うことにもつながる。母国にいる時なら、非常時の対応がそれなりにできると思うが、私たち留学生にとって日本は外国。講習を受けて、日本ではどのように対処するのか、呼びかけ、呼吸確認、心臓マッサージ、人口呼吸、AED(自動体外式除細動器)などを学ぶことができて貴重な体験となりました。今後、サークル活動を活発化させ、国籍や性別、年齢に関係なく安心して暮らせる町づくりに協力していきたい」と感想と抱負を語りました。
心臓マッサージを施す吴沁彦さんと、AED(自動体外式除細動器)のセッティングをする于福暁さん