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2022年 年頭のごあいさつ

投稿日:2022/01/01 お知らせ

2022年 年頭のごあいさつ

自らの一燈とは
 

公立大学法人山陽小野田市立
山口東京理科大学
理事長 池北 雅彦


 新年あけましておめでとうございます
 『一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うること勿れ。只だ一燈を頼め』
 現代は、不確定要素の多い"VUCAの時代"と言われ、気づいたときには、従来の概念を覆すような新しいことやものが生まれています。このような時代には、何事にも迷わず信念をもって事にあたることが大切で、「燈を一に絞る」と言うことが大きな意味を持つことになります。さらに、何事もはじめて挑戦する際には、目の前にはただ真っ暗な闇が広がっていて、その暗闇を手元の燈、つまり自らの志だけを頼りに進んでいくものです。
 暗中模索が続く中では、"何が正しいのか"は実際のところ誰にもわかりません。さまざまな情報によって未来を予測したときに考えられる道は複数ある場合も多いものです。そして、複数の選択肢から選んだ道の途中では、不安がよぎっても一定の間はその選択に集中する力も必要です。
 昨年、「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一翁の生涯を描く大河ドラマ「青天を衝け」が放映されました。渋沢栄一は、経済や事業の判断に迷ったときには『論語』にもとづいて判断したといわれ、西郷隆盛にとっては『言志四録』が一燈でした。
 一燈は、精神的支えでも、ある技術でも、やる気でも多様なものがあるでしょう。そして、その志が義に適ったものであれば、いつしか有志が増えて志を成すことができる、ということも教えてくれます。
 未完の地図は、経営改革の志なしには描くことはできません。 このような時代にあっても、今年も本学の経営安定性を一に進めてまいりますので、皆様方のご支援をお願いいたします。

地域立大学として未来に向かう

山陽小野田市立
山口東京理科大学
学長 望月 正隆


 新年あけましておめでとうございます。
 本学は大学設立当初から地域との強い繋がりがあり、教育、研究面での地元との連携を礎としてまいりました。昨今、文部科学省が盛んに主導している「大学は地域の知の拠点であるべき」という考え方も、本学においては既に誕生時から背負ってきたものです。これからもその思いは微塵も変わることなく、地域立大学として未来に向かって前進してまいります。
 本学が山陽小野田市の教育機関の中心にいることから、小・中・高・大・社会人の連携教育について携わることを、市長と市教育委員会に認めていただきました。本年はさらに内容を広げ、幼児学級から小・中・高・大連携を経て、壮年者と高齢者学級に至る、市民の一生に亘る教育連携の基地として活用したいと考えます。緑の中でキラリと光る研究学園都市・山陽小野田を市民全体の心の中に造り上げ、市民が心から故郷と誇れるスマイルシティ山陽小野田市に成長させたいと思います。
 創立35周年記念事業の一環として現在、多目的文化施設を本学敷地内に建築中です。本学の学友会・クラブ活動の部室として利用するほか、地域連携の中心として幼児から高齢者までご利用いただける施設となります。
 工学系と共通教育系は一般教育をさらに拡充し、健康科学系や芸術系も含む新しい組織を造り上げたいと考えます。さらに、文部科学省による認定を受けた数理・データサイエンス・AI教育プログラムを強化します。また、山陽小野田市のデジタル化構想を積極的に支援し、市と大学の共同事業として推進いたします。
 薬学教育では4年生が無事に共用試験を終了しました。今後、ホワイトコートセレモニーを受け、病院及び薬局実務実習へ進みながら卒論研究の充実化を図り、薬剤師国家試験に向けては全員合格を目標として努力を続けてまいります。さらに学部卒業後、継続して大学院に進学し、博士(薬学)を取得できるよう、大学院薬学研究科の新設を目指します。また、生涯学習センターを薬剤師社会人教育の拠点となるよう拡充してまいります。

お問合せ:
〒756-0884 山口県山陽小野田市大学通1-1-1

TEL0836-88-3500