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本学と市内4高校、ICT駆使し「ニューノーマル時代の高大連携授業」を実施

投稿日:2022/02/01 レポート

本学と市内4高校、ICT駆使し「ニューノーマル時代の高大連携授業」を実施

 1月26日(水)、本学と山陽小野田市内にある、厚狭高校、小野田高校、小野田工業高校、サビエル高校の4高校が、ICT(情報通信技術)とデジタル文具を駆使した共同授業「ニューノーマル時代の高大連携授業」をオンラインにて実施しました。

 この授業は、市内4つの高校の生徒たちが、本学の学生たちと同一の時間に異なる受講場所(高校教室、大学教室、自宅等)で、本学の正規授業「教養の系譜:数学の時系列」を、デジタル文具である「Moodle(Web支援)」「Miro(Web黒板)」「Zoom(Web会議)」とICT端末(タブレット、ノートパソコン、電子黒板等)を駆使して共同で構築しました。

 山口県内の高校では、2020年度に「GIGAスクール構想」により生徒1人1台、ICT端末が配布されました。この学修環境を活用し、大学と市内4高校とでICTを活用したデジタル教育の開発・研究を共同で進め、「古い日常(オールドノーマル)」時代の対面授業環境に代わる「新しい日常(ニューノーマル)」時代における教育環境を設計し実践しました。

 4高校から約40人の生徒たち、本学から約20人の学生たちが参加し、高校の先生方13人と研究メンバー4人による参加高校での現地支援を得つつ、亀田真澄准教授がZoomを用いて研究室内から授業をオンライン配信しました。

 授業では、Moodleによる共通の教科書を用いながら、Miro(Web黒板)によるチーム基盤型学習(TBL)が試みられました。高校生と大学生が一緒にチームを編成し、問い「数学における概念(定義・定理など)を探究する」に対して「ブレインストーミング法(各自が自由に提案)」と「KJ法(分類・分析)」を用いなからグループディスカッションを行い、Web黒板を活用したグループ発表を行いました。

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Miro(Web黒板)による学習風景         亀田研究室から授業配信
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画面はサビエル高校の教室風景           小野田工業高校の現地授業風景

○研究テーマ「地域の生涯教育における質の向上」
  研究代表者 村田 貴信(共通教育センター・教授、厚狭高校現地支援)
  共同研究者 亀田 真澄(共通教育センター・准教授、本授業の講師)
        岸本 功 (共通教育センター・准教授、教養の系譜科目責任者)
        木村 良一(共通教育センター・准教授 、サビエル高校現地支援)
        吉見 陽児(薬学部薬学科・講師、小野田高校現地支援)
  協力研究者 土井 浩(共通教育センター・教授、小野田工業高校現地支援)

○この取組みは、昨年度、本学と、市内4高校、山陽小野田市、山陽小野田教育委員会が「学ぶ喜び、知る喜び」をテーマに、山陽小野田市域における小学校から大学までの一貫教育を目指し締結した「包括連携教育・協力に関する協定」の一環で行われたものです。

お問合せ:
〒756-0884 山口県山陽小野田市大学通1-1-1

TEL0836-88-3500