投稿日:2022/06/30 研究・プレスリリース
中小企業庁の「令和4年度 成長型中小企業等研究開発支援事業(通常枠)」に、本学工学部機械工学科の結城和久教授の研究成果を活用した研究開発課題が採択されました。
本事業は、中小企業者等による精密加工、表面処理、立体造形等のものづくり基盤技術及びサービスの高度化を図ることを目的として、中小企業者等が大学・公設試験研究機関等と連携して研究開発や試作品開発、さらにはその成果の販路開拓にかかる取り組みを支援するものです。
結城和久教授の採択内容は以下のとおりです。
研究開発計画名 | 脱炭素を実現する熱ソリューションビジネスエコシステムの共創 |
研究の概要 | 我々は、一方向に気孔が配列した金属材料(ロータス金属)を用いて、これまで脱炭素の実現に必要不可欠な熱ソリューションを開発、脱炭素効果を実証してきた。これらの開発製品がより多くの汎用製品へ導入され、脱炭素社会の実現に貢献するためには、量産はもとより、信頼性や知財、標準化等の事業戦略も重要である。そこで我々は、量産の実証開発を行うと共に熱ソリューションビジネスエコシステムを共創し、70億円の市場を創出する。 |
主たる技術 | 材料製造プロセス |
事業管理機関 | ・(株)ロータス・サーマル・ソリューション ・ 山陽小野田市立山口東京理科大学 |
関連リンク
〇 中小企業庁|令和4年度 成長型中小企業等研究開発支援事業 採択案件一覧(通常枠)
〇 中小企業庁|令和4年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」の補助事業者を採択しました