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2023年 年頭のごあいさつ

投稿日:2023/01/01 お知らせ

2023年 年頭のごあいさつ

はじまりの対話

公立大学法人山陽小野田市立
山口東京理科大学
理事長 池北 雅彦


 新年あけましておめでとうございます。
 新型コロナウイルス感染症によって社会全体が一変し、はや3年が過ぎようとしている中で、感染拡大防止のために組織としてまた個人としてご尽力され、「新しい生活様式」を見つけられている皆様方に深く感謝いたします。
 本学はこの間においても学生と教職員との対話を重ね、学生の「学びを止めない」という考え方から、ワクチン大学拠点接種を進めるとともに、キャンパス内における十分な感染対策を講じた上での対面授業及び課外活動をできるだけ継続し、教育環境の質向上に努めてまいりました。
 本年は、公立化して第2期中期目標期間の2年目とともに開学35周年を迎え、新しい息吹を与える節目の年と言えます。
 4月には、デジタルトランスフォーメーション時代を迎える社会からの期待に応えるためにも、工学部に「数理情報科学科」を設置します。数理情報科学科は、「幅広い素養を備え、数理科学を基礎として情報を数量化し科学的に分析する数理情報科学の専門知識とその応用力を持って、自らの手で新しい分野を創造して切り拓いてゆくことのできる人材の養成」を設置目的としています。そして、デジタル技術が浸透した社会において、工学部及び薬学部のそれぞれの専門性を生かすための基盤整備も進めてまいります。
 これらのことはすべて山陽小野田市立山口東京理科大学の学生・教員・職員そして大学を取り巻くさまざまな立場の人びととのあいだで対話がなされた結果としてはじめて満足な結果が得られるのです。今年も、皆さんとともに大学と地域の未来について対話をしましょう。このような時代にあっても、本学の経営安定性を一に進めてまいります。皆様方のご支援をお願いいたします。

地域社会の創造に貢献

山陽小野田市立
山口東京理科大学
学長 望月 正隆


 新年あけましておめでとうございます。
 社会や教育の世界でも予期せぬ出来事が起きる中、山陽小野田市立山口東京理科大学では公立化7年目、新設薬学部を加えた2学部体制となって5年目を、地域の皆様に支えていただきながら迎えることができました。本学が順調に成長を続け、人材を育成し、世に送り出し続けられますのも、皆様のご支援の賜物と感謝申し上げます。
 新型コロナウイルスの感染はいまだ収束の兆しが見えず、コミュニケーションがとりづらい世の中ではありますが、本学では可能な限り対面授業を行い、課外活動でも活発なコミュニケーションが図れるよう努めております。昨年の夏には、創立35周年記念事業の一環として、学生の課外活動の拠点となる施設を兼ねた「多目的文化施設」が完成いたしました。学生と地域の皆様との新たな交流拠点として、豊かな人間性の育成と社会貢献に繋げていく所存です。
 また、本年の4月には、山口県内で初となるデータサイエンス系の学科「数理情報科学科」を新設いたします。社会における多様なデータから有用な情報を引き出し、数量化し論理的に分析して課題の解決と価値創造に貢献できるデータサイエンティストを養成いたします。
 山陽小野田市立山口東京理科大学は、工学部と薬学部を有する全国で唯一の公立大学です。本学で学ぶ学生たちが、「工学を通して人々の生活と心を豊かにする人」、「薬学を通して人々に健康と幸せを与える人」になり、社会の発展に寄与する「地域のキーパーソン」になることを目指します。
 今後も地域の知の拠点として、地域社会の創造に貢献してまいる所存ですので、皆様方のご支援をお願いいたします。

お問合せ:
〒756-0884 山口県山陽小野田市大学通1-1-1

TEL0836-88-3500