投稿日:2023/07/03 レポート
6月24日(土)、山陽小野田市立中央図書館において、第47回サイエンス・カフェが開催されました。
今回は「硫化水素が脳を保護、記憶を調節、毒ガス?」をテーマに、木村 英雄 教授(薬学部 薬学科)が案内人を務め、市内外から4名の高校生を含む20名の参加がありました。
カフェでは、硫化水素の危険性と体内での役割についての説明があり、参加者はスクリーンの資料を見つめながら、懸命に耳を傾けていました。
硫化水素に関する木村教授の講演を受けて、「知らなかった単語がたくさん出てきて難しかったが、先生の説明で理解することができた」「硫化水素が人間の体に重要な役割を果たしていることが意外で面白かった」「薬として活用できることを知り驚いた」などの感想を参加者からいただきました。
なお、サイエンス・カフェでは、本学図書館が所蔵する図書の中から講演内容に関連するものを市立中央図書館に貸出しています。
大学図書館ならではの専門的な図書もあります。気になった方は是非ともご利用ください。
サイエンス・カフェは隔月で開催されます。次回は9月2日(土)、大塚 章正 准教授(工学部 機械工学科)を予定しています。
講演テーマは「機械の個体差」です。
詳細が確定し次第、本学ウェブサイト、本学図書館ウェブサイト等でお知らせします。
高校生、大学生の参加もお待ちしています。進路形成、研究活動の参考として、どうぞご利用ください。
サイエンス・カフェを通じ、本学教員による研究成果が、市民の皆さんの「知」への興味・関心を深める、又は苦手意識を和らげる、そのきっかけになれば幸いです。