投稿日:2025/02/12 お知らせ
本学薬学部 薬学科 梶本莉世さんと田苗悠華里さんが、2025年3月オーストリアの国連ウィーン事務局で開催される「第68会期麻薬委員会」に「ユース親善大使」として派遣されることになりました。
学生2名は、薬物乱用「ダメ。ゼッタイ。」のスローガンで知られる公益財団法人 麻薬・覚せい剤乱用防止センターの初の「ユース親善大使」に選出されました。世界の若者たちを代表して、シンポジウムなどで英語でスピーチをし、薬物問題の解決にはまず薬物乱用防止に力を注ぐことが最も重要であることを日本から世界へ、発信します。
公益財団法人 麻薬・覚せい剤乱用防止センターでは、本学学生を国連へ送り出すため2025年3月5日までクラウドファンディングを実施しています。安全安心な社会づくりのため、皆様からのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
私は薬学部の学生として、薬物に関する深い知識を学び、薬物乱用が人々の健康や社会に与える影響について強い関心を持ってきました。これまで、小中学校で行われる薬物乱用防止教室に薬学生の立場からファシリテーターとして参加し、子どもたちに薬物の危険性を伝える活動にも取り組んできました。そしてこのたび、国連のサイドイベントに日本の若者代表として参加し、薬物乱用防止の重要性を啓発する機会をいただきました。
この場では、自身の経験をふまえ、薬物乱用防止に関するスピーチを行う予定です。また、国際的な場で他国の取り組みや意見に触れることで、薬物乱用防止活動をより効果的にするための視点やアイデアを得たいと考えています。将来的には、日本と世界をつなぐ啓発活動の架け橋となり、持続的な社会貢献へとつなげていきたいと思っています。
山陽小野田市立山口東京理科大学 薬学部 薬学科 梶本莉世さん
大学入学後、恵まれない環境にある子供たちの機会格差解消に高い関心を持ち、子ども食堂の運営や教育イベントの企画及び実施、英語でのスピーチ発信などの活動に取り組んできました。 私は僻地と呼ばれるような小さな町の出身で、大学での学びや国際社会との関わりを通じて視野が大幅に広がった経験から、家庭環境や経済状況に左右される子供たちの機会の格差を改善すべきだと強く感じています。 また、これらの問題は薬学や薬物乱用防止とも密接に関係しており、地域の若者、そして薬学を学ぶ者としての視点を生かし、日本からのメッセージを発信したいと考えています。
山陽小野田市立山口東京理科大学 薬学部 薬学科 田苗悠華里さん
■クラウドファンディング