投稿日:2023/03/13 研究・プレスリリース
本学薬学部薬学科 小野田淳人 助教が加藤記念バイオサイエンス振興財団の「第34回加藤記念研究助成 環境バイオ分野」に優秀賞(増額者)として採用されました。
研究者名 | 小野田淳人 |
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研究題目 | 環境に配慮したナノマテリアル設計のための微小粒子特有の毒性機構の解明 |
研究期間 | 令和5年4月から令和7年3月(2年間) |
研究概要 | ナノテクノロジーの発展に伴い、その基幹材料であるナノマテリアルの生体適合性の向上が求められている。ヒトを含む自然界の生物に悪影響を及ぼさないナノマテリアルの開発のためには、ナノスケールの物質(ナノ粒子)が持つ特有の生体影響、特に他の化学物質と異なる影響を誘発する原因の解明が必須である。そこで本研究では、ナノ粒子が持つ特有の毒性発現機構の解明を目指す。 |
バイオサイエンス分野における有能な若手研究者を見出し、その創造的かつ先駆的研究を支援することを目的としています。環境バイオ分野は、持続可能な開発目標(SDGs)への貢献が期待される、バイオテクノロジーを活用した環境関連研究のうちの基礎的研究で、本研究が環境バイオ分野における唯一の優秀賞(増額者)での採用となりました。
(参考)加藤記念研究助成 https://www.katokinen.or.jp/category/applications