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特別講演会「薬局・病院に外国人がやってきた!!
さて、どうする?!」を開催しました

投稿日:2024/02/07 レポート

特別講演会「薬局・病院に外国人がやってきた!!
さて、どうする?!」を開催しました

令和6年2月3日(土)、本学において2名の講師をお招きし、外国人患者等への対応能力向上を学ぶ機会として「薬局・病院に外国人がやってきた!! さて、どうする?!」をテーマに特別講演会を開催しました。当日は、薬剤師、行政関係者、日本語学校関係者、大学教職員、大学生など市内外から約30名が聴講されました。

吉開 章 氏による講演1「やさしい日本語でやさしい世界」では、例えば地域に暮らす外国人、高齢者などの日本語の理解やコミュニケーションになんらかの困難を抱えている人に対して、「ハサミの法則」である「"は"っきり言う」「"さ"いごまで言う」「"み"じかく言う」の3つを意識し伝えることで言葉の壁(相互理解の壁)を乗り越えられることを、やさしい日本語のラップやクイズを交えてお話しいただきました。

池浦 恵 氏による講演2「明日から役立つ服薬指導〜翻訳アプリ等のリスク&多言語ツールの活用」では、通訳や翻訳アプリ等を活用する場合のピットフォールとその回避方法、コミュニケーションをとる最大のポイントは相手の背景をきちんと見ることであること、さらに、多文化共生マネージャーとしての経験、能登半島地震での医療支援活動の経験を踏まえ、コミュニティーへの関わり方のポイントについてお話しいただきました。

私たちが、何気ない日常生活の場面で「やさしい日本語」を利用し、相手の背景を見て、相手の心情を配慮したコミュニケーションを心がけることで、多様性を包括したやさしい世界の実現に繋がるのだと学ぶことができ、改めて相手の背景を見たコミュニケーションの大切さに気付かされる大変貴重な機会となりました。

写真左から、惠谷生涯学習センター長、
池浦氏、吉開氏

 

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〒756-0884 山口県山陽小野田市大学通1-1-1

TEL0836-88-3500